地震は大地が動く

 

terremoto

頻発する地震

このところの1ケ月(2015年5、6月)で、ネパールでの大地震にはじまり、日本でも火山の噴火(口永良部島)や地震(小笠原沖地震)が相次いでいます。

-小笠原沖地震のYahoo Italiaでの記事はこちら
https://it.notizie.yahoo.com/terremoto-di-magnitudo-8-5-al-largo-del-121600838.html

地震には慣れているものの、上に乗っている建物の重さなど関係なく大きく大地が揺れてしまうのですから、あらためて凄まじいエネルギーだと思います。

昔の人たちが大地と神さまを結びつけて考えたのも、ごく自然なことかも知れません。

 

terremoto というイタリア語

ところで、以前にも何度かテーマにしたことがありますが、「地震」はイタリア語で terremoto (テッレモート)といいます。

この terremoto は、語源を学ぶことのできるいい例なので、まずterreとmotoに分けて考えてみましょう。

terre は「大地」という意味の terra で、Terra というように大文字で始まると「地球」という意味になります。同じ語源ではテリトリー(領土)など土地に関係する言葉だということがわかります。

moto はバイクの「モーター」と同じ意味で「動き、運動」です。

したがって terremoto は、「大地の動き」=「地震」となります。

このことを知ったうえで、イタリア語の terremoto を聴いて発音してみましょう。知っているイタリア語でも新鮮な感じがしませんか?

 

vocabolario(まとめ)

terremoto (男性名詞)「地震」

terra (女性名詞)「大地、土地」

Terra (女性名詞)「地球」
La Terra ruota intorno al Sole. 「地球は太陽の周りをまわっている」

moto (男性名詞)「動き、運動」

motore (男性名詞)「エンジン、モーター」

 

イタリア語は、このように語源の知識を活用するだけで、暗記に頼らず学べます。それは基本文法でもいえることです。

itacicaのメール講座は、31日間(15日間速習バージョンもありますのでご相談下さい。)こうした「ネタ」だけ、丸暗記不要でイタリア語の基礎が学べます。語学学校の約2回分のレッスン費用で受講できると考えてみてください(ご満足いただけない場合の返金保証もあります)。

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アニメは魂?

アニメはそもそも…

日本語では映画やテレビで上映、放映される漫画のことをアニメといいますが、もちろんこれはアニメーションの略です。

アニメ」という言葉を聴くと、日本人はどうしても子どもたちの人気のキャラクターを想像するので、楽しく、愉快な感じがしますね。ところが「アニメ」というのは、もともととても高尚な(?)コトバなのです。

 

アニメの由来

「アニメ」は古代ギリシア語・ラテン語の animus が由来であり、イタリア語の anima でも同じようにそもそも「魂・生命・息吹」という意味があります。イタリア語には anima と animo という似た単語がありますが、anima の方が「霊魂・魂」に近く、animo の方が「心、精神」に近い意味があります。

動詞では animare となり「生命を吹き込む、活気を与える」となります。

ですから漫画のキャラクターが動画として生き生きと動くこと(= animato )で、アニメーションということになったのでしょう。

 

イタリア語の「アニメ」

イタリア語で「アニメ」は cartoni animati または disegni animati といいます。

また「動物」という英語の animal、イタリア語の animale、つまりアニマルもこの anima という同じ語源から派生した単語なのです。ネイティブアメリカンなどがもっているアニミズム(万物に霊魂があるという考え方)も、anima が元になっています。

この考え方を知ると、日本語になっている「アニメ」も、少し違った印象になりませんか?

 

それでは最後にクイズです。 unanime というのはどういう意味でしょうか? un は「ひとつの」なので、「心をひとつにする」というのがヒントです。答えは↓です。

 

vocabolario

anima (nome f.)「魂、霊魂」

animare (verbo)「生命を与える、活気を与える」
―disegni(cartoni)animati 「漫画、動画、アニメ」

animale (nome m.)「動物」

animo (nome m.)「心、精神、意思、勇気」
―stato d’animo 「精神状態、気分」

animismo (nome m.)「アニミズム」

uanime (aggettivo)「満場一致の」
unanimità (nome f.)「満場一致」

 


マーケットと女神

マーケットと女神

今回のテーマは「マーケットと女神」ですが、どんなつながりがあるか楽しみにしていてください。

まず、マーケットとコマーシャルという言葉を聞くと何を連想しますか?

なにか「商売」のイメージが湧いてきますね。
では、この「商売」に関するコトバを掘り下げてみると…、

先ほどのマーケットとコマーシャルは、英語で、

market 、 commercial とつづります。

mark と merc が似通っていることに着目して下さい。
この2つの単語は共通の語源に行きあたります。

実は、共通する語源はギリシア・ローマの神話の女神である
「マーキュリー」です。(冒頭の写真がそのマーキュリーです。)

女神マーキュリー( mercury )は、ラテン語ではmercurius、イタリア語ではMercurioと呼ばれ、「商売、旅」を守る女神なんですね。

もちろんイタリア語でもこれを語源として、「商売」に関するたくさんの言葉があるのです。

例えば、さきほどのマーケットとコマーシャルは、
mercato commerciale
であり、merceは「商品、品物」という意味なのです。

女神と、ここでつながっているとはビックリしますよね。

 

  • mercato (nome m.) 「市場、市、売買契約」

mercato centrale 「中央市場」

  • merce (nome f.) 「品物、商品」
  • commerciale (aggettivo) 「貿易の、商業の」

カラダの名まえ

111030_1453~02.jpg カラダの名まえ

 
corpo.jpg

体、手、足。
このイタリア語を労せず覚える方法があります。まず、「法人、会社」のことを英語でcorporation (コーポレイション)といいます。はじめの5文字をとると…

corpo

これをイタリア語読みするとコルポ、意味は「体」です。いろんな器官が集まって体(てい)をなすものが、カラダであり、会社であるわけです。

次に、

manual (マニュアル)は、「手動、マニュアル」、manage (マネージ)は、「手で操る→経営する、扱う」のように、man がつく英語では、「手」にまつわる単語がいくつもあるのです。

手のことをイタリア語では
mano (マーノ)というのです。最後に「足」ですが、これはサッカーJリーグの人気チーム「ガンバ大阪」です。日本語の「ガンバレ」とイタリア語の「足」にあたる gamba (ガンバ)をかけあわせて名づけられています。

これで corpo (からだ)、mano (手)、 gamba (足)という単語がぐっと身近になりました。


10月にタコにオクターブ

otto.jpg

10月なのに8、9月なのに7

暦の10月のことを英語では october 、イタリア語では ottobre (オットーブレ)といいますね。 これが数字の「8」の otto と何か関係がありそう、と思ったことはありませんか?

それは9月の settembre (セッテンブレ)が、数字の「7」 sette となっていることにもいえそうですね。 さらに、10月が「8」、9月が「7」のように2つずれていることも気になります。

 

古代ローマの暦

これは、古代ローマ時代の暦(こよみ)が、「3月」からスタートしていたことに起因しています。

3月から数えると、9月は「7」番目の月ですから

settembre ( ←sette )、

10月は「8」番目の月なので

ottobre ( ←otto )、というわけでした。

 

8はあちこちに

では、さらにこの「8」を深堀りしてみましょう。あちこちで登場してきます。

英語で「タコ」のことを octopus (オクトパス)といいますが、これはあの軟体動物の足が「8本」あるからで、ここにも otto が隠れていました。

それから、音楽には「オクターヴ」という用語があります。 歌手にも「3オクターブの声域」とかいいますが、この「ドレミファソラシド」の「8」段階のことを octave というんですね。

イタリア語では ottava といいます。いろんなところに otto が登場していたんですね。

 

vocabolario

  • ottobre 「10月」
  • otto 「8」
  • settembre  「9月」
  • sette 「7」
  • ottava (女性名詞) 「(音楽の)オクターブ」

ソマリアの海賊

111030_1453~02.jpg ソマリアの海賊

 
pirata.jpg

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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以前、アフリカ・ソマリア沖の海賊がニュースになりました。

イタリア語で「海賊」は、pirata (ピラータ)といいます。このpirataは、なじみがないかというと、そうでもありません。

ハリウッド映画の「パイレーツオブカリビアン」の pirates や、野球選手であった桑田投手が引退を迎えた、大リーグチーム、ピッツバーグ・パイレーツの pirates はご存じでしょう。

英語のpirates(パイレーツ)を考えると、「海賊」を表すイタリア語の pirata (ピラータ)にも、ぐっとなじみが出てきます。

 

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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ちなみに「海賊船」のことは、nave pirata (ナーヴェ ピラータ)といいます。nave(ナーヴェ、=船)は「操縦、航海」のナビゲーション(navigation)と同じ語源です。海賊を学んだので、「山賊」もみてみましょう。「山賊」はイタリア語で bandito (バンディート)です。

banditoは、「山賊」のほかに、「盗賊、ギャング」といった意味もあります。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • nave  【船】
  • pirata  【海賊】
  • bandito 【山賊、盗賊、ギャング】

興味のある時事ニュースは、語彙力のアップにつながります。

丸暗記せず、エッセイを読みながら、イタリア語学習ができるのが、私の教材です!
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♪ 編集後記 ♪
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今回は、海賊と山賊という物騒なテーマでした。

今、ニュースになっている「海賊」という言葉を耳にしたとき、映画や小説の中だけではない、
と思われた方も多かったと思います。

以前、東南アジアのラオスを旅行していたら、「この国道は山賊が出る」とガイドブックに書いてあり、びっくりしました。


地震とツナミ

111030_1453~02.jpg 地震とツナミ

東北地方太平洋沖大地震では、地震や津波の被害だけでなく、原発の災害にも見舞われることになりました。1日も早い復興と生活の安定を祈願して、今回も「地震」をテーマにいたします。

この地震は外国からの関心も非常に高く、イタリアでも連日のように報道がなされています。

前回はイタリア語で「地震」は、

terra (大地) + moto (動く)= terremoto (テレモート)

であるとお伝えしました。

ところが、記事をいろいろとみていると terremoto だけでなく、 sisma (シースマ)という単語をたびたび目にするようになり、気になって調べてみました。

たとえば、記事のタイトルで、

Sisma devasta il Giappone. (シスマ デヴァスタ ジャッポーネ)

というものがありました。( devastare は「荒廃させる」という意味です)

この sisma は、ギリシャ語の seismós (サイスモス)「地震」という単語に由来していることがわかりました。英語では「地震学」を seismology (サイズモロジー)、「地震観測」を seismography (サイズモグラフィー)といいます。「サイズモ系地震計」という呼び名もあるようです。

イタリア語の sisma (シースマ)という単語は、この seismo から来ていたのですね。

最後にクイズをひとつ。「津波」はそのまま tsunami としてイタリア語でも使われているのですが、
terremoto ( terra + moto )を応用すると、イタリア語の「津波」という表現もすぐわかるのです。

さて何と言うでしょうか。ヒントは「海が動く」です。

考えてみてくださいね。

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【ひとりごと】

地震のニュースは本当に胸が痛みます。そして余震もほとんど毎日のように続いており、こちらも不安になります。

放射能については「安全」と「危険」のどちらの報道もなされ、正しい情報が欲しい、と思います。福島県にお住まいの方々はどれだけ不安な思いで過ごしていらっしゃることでしょうか?

「生きる」とか「生活」そのものをあらためて考えさせられる毎日です。被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

 


大地が動いた地震

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~ 17 marzo, 2011 ~

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はじめに、3月11日に起きた「東北地方太平洋沖地震」により被害を受けられました皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。そして被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

こういうときにメールマガジンでイタリア語を学習、という心境ではないと思いますが、私たちは、こういうときこそ、平時にあるものが、平常通り活動を続けることが、将来の復興につながると考え、継続してメルマガを発行していきたいと考えます。

将来的に、イタリア語で自国の状況を伝えるケースも出てくるかと思いますので、今回は予定を変更して「地震」をテーマにいたします。

イタリアのニュースサイトでも日本の地震や津波が大きく取り上げられています。

以前少し書いたことがありますが、「地震」はイタリア語で terremoto (テッレモート)といいます。

この terremoto は、2つの言葉が合わさってできています。

terre は「大地」という意味の terra 、

moto はバイクのモーターと同じ意味で「動き、運動」です。

「大地が動く = 地震」となります。

例文をあげると

La citta’ e’ distrutta dal terremoto. (町は地震により破壊された。)

タイルや焼きものの材料となる粘土を「テラコッタ」といいますが、この terracotta (テラコッタ)にも terra が含まれていますね。

terra (テッラ)は「 大地⇒土 」であり、cotta は「焼く」という意味ですので、

「焼いた土」⇒「テラコッタ」となるわけです。

terremoto も terracotta も2つのことばが組み合わさっていることがわかります。

もう一つ、 terra と組み合わさった言葉で、太平洋などの海洋の名前になっているものがあります。考えてみてくださいね。

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【ひとりごと】

地震のニュースを見るたびに、被災地の方々の悲しみと、困難な状況に、胸が痛みます。

私の住む東京では、計画停電が実施されていますが、節電ということも今せめてできる行動のひとつかもしれません。

何かを失ったとき、何かが足りないとき、困ったときに、本当にそのありがたみ、大切さに気付かされます。今はそうしたことを実感する日々です。被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

 


日が昇るのでオリエンタル

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~ 9 marzo, 2011 ~
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西洋人からすると、日本をはじめとするアジアのオリエンタルな世界というのは、とても魅力的のようです。

日本の料理や文化が大好き、というイタリア人やフランス人もよくみかけます。Nino という私の友人も、日本の庭園が大好きだ、庭師になりたい、と言っています。

こうした東洋好きのことをオリエンタリズムといい、イタリア語では orientalismo (オリエンタリズモ)といいます。

そういえば「東、東洋」という意味の oriente (オリエンテ)の ori‐ は「(何かの)はじまり、起源」という語に関連しています。

オリジナル(イタリア語では originale )という言葉からもわかると思います。

では、なぜ東洋のオリエントが「はじまり」と関係するかというと、東洋というのは西洋人から見ると「日(太陽)が昇りはじめる方角 = 東」ということなんですね。

oriente の例文としては、こんなものがあります。

Marco Polo andava verso oriente.

(マルコ・ポーロは東方へ向かった。)

oriente を動詞にすると orientare (オリエンターレ)となるのですが、「東に向ける」のほかに「方向づける、導く」という意味もあります。

「東に方向づける」から「方向づけ」ということでの「オリエンテーション」という言葉が出てきたのですね。

ori が元になったオリエント、オリジナル、オリエンテーションのお話でしたが、実はもう一つ、意外な名前に結びついています。

それは「 origin- 」が、なんとある「原住民族」の名前に含まれているのです。どこかの大陸に「はじめから」住んでいる民族です。考えてみてください。

 


母なるマタニティー

111030_1453~02.jpg 母なるマタニティー

madre.jpg

母親のことは、英語で mother (マザー)といい、妊婦さんの服などを maternity (マタニティー)といいますね。

このどちらも「母」を意味する mater (マテル)というラテン語を語源としています。

イタリア語では母親のことを madre (マードレ)というのですが、この mater (マテル)の「母」は、単に母親という意味だけでなく、「何かを生み出すもの、源(みなもと)、元になるもの」というイメージをもつと、コトバのイメージが広がってきます。

イタリア語で mater (マテル)がもとになっている単語を拾ってみると、「母なる、母の」という形容詞の materno (マテルノ)があります。

例えば、

lingua materna (リングア マテルナ =「母国語」)

という意味になります。

また matrimonio (マトリモーニオ =「結婚、結婚式」)という単語があるのですが、「結婚」が父でなく、「母」から派生している言葉だと考えると、とてもおもしろいと思います。

新しく家族を「生み出す」ということからでしょうかね?

私も個人的に、出産のことや胎児のことを知るにつけ、母親というのは本当に偉いな、生きるということを無駄にしてはいけないな、と思うようになりました。 

最後にもうひとつ。 mater を語源とした英単語で、私たちがとてもよく知っているものがあります。それは何かの仮想空間を「生み出す」ものとして、アメリカ映画のタイトルにもなりました。

考えてみてくださいね。


ひとりごと

私事で恐縮ですが、一週間前に妊娠7ヶ月になる子が、妻のお腹の中で亡くなりました。本当にショックで、涙のとまる日はありません。

この悲しみを乗り越えてほしい、という妻への励まし、そして、母親という存在すべてに敬意をこめて、今回の「母」をテーマに、このメルマガを夜中に泣きながら執筆しました。

母親という存在は本当に素晴らしいな、と思います。われわれはみな母親のお腹の中から生まれた、ということにあらためて感じ入る日々です。

また27週間というはかなき命であった我が子からも、本当にたくさんのことを気づかせてもらいました。それはまたいずれの機会に書きたいと思います。(2011年2月)


マスカラと仮面舞踏会

 

maschera.jpg女性のマスカラは「仮面」 

女性がお化粧でつける「マスカラ」ですが、これは英語で mascara と綴ります。 これは、もとはスペイン語の mascara から来たようです。

イタリア語だと maschera といいます。意味は「仮面、マスク」なんですね。 maschera ははじめにアクセントがあるので、「マースケラ」といった感じです。

mascherare (仮装させる、仮面をかぶせる)という動詞もあります。お化粧の「マスカラ」からだととても連想しやすいですね。

ときどき、仮面のようなお化粧の女性もいらっしゃいますが、それはさておきましょう。

 

仮面舞踏会

ちなみに中世からヨーロッパの宮廷で大流行した「仮面舞踏会」は、ヴェネツィアが発祥とされ、イタリア語ですと、

un ballo in maschera (ウンバッロインマスケラ)

といいます。ballo は「舞踏会」で、ballerina(バレリーナ)から想像することができますね。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • maschera (女性名詞) 「仮面、マスク」
  • mascherare
    (動詞) 「仮面をかぶる」
  • ballo
    (男性名詞) 「舞踏会」

 

ひとりごと 

この間、イタリア語と関係するびっくりネタを見つけたのでご紹介しようと思っていたのですが、ウラがとれていないので、またの機会にします。

スクープをみつけた新聞記者が、確証を得られずにいる、そんな心境でしょうか?(大げさでしたね)


青色のいろいろと、マリナーラ

111030_1453~02.jpg 青色のいろいろと、マリナーラ

mare.jpg

青は azzurro (アッズッロ)とお伝えしました。観光地で有名なカプリ島の「青の洞窟」も、Grotta Azzurra  (グロッタ・アッズッラ)でしたね。

この「青」ですが、英語のブルーと同じく blu (ブル)というイタリア語もあります。そして、もう一つ「青」には、celeste (チェレステ)があります。

どれも「青」です。違いは「明るさ」で、「明るい→濃い」の順番に並べると、

celeste、azzurro、blu

celeste は「空色(そらいろ)」、azzurro は「青」、blu は「紺色(こんいろ)」といったところでしょうか?

ちなみに海の色を「マリンブルー」といいますが、イタリア語では

blu marino (ブル マリーノ)です。

この marino は「海の」という意味です。

サッカーJリーグのチームに「横浜マリノス」がありますが、こちらの marinos は、スペイン語の「船乗り」で、よく似ていますね。ユニフォームも、ブルーなので、まさに blu marino です。

また、ピッツァ・マリナーラは、pizza marinara とつづり、「海の、船乗りのピッツァ」⇒「魚介のピッツァ」となります。

ひとりごと

私は趣味で畑をやっているのですが、なんと今年は小麦が豊作(もちろん無農薬・無肥料!)。

が、農家さんではないので、刈りとり、脱穀作業、製粉まで、すべて手作業。地道です。仕事そっちのけで、ほとんど毎日、作業しております。

古代ローマや古代エジプトも小麦を食べていたとか。

自分は農機具も使ってないし、この作業は古代エジプトより前かも、と思ったりして。

小麦はパンやフォカッチャにして食べる予定です。いつになることやら…。


津波と台風

111030_1453~02.jpg 津波と台風

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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日本語がそのままイタリア語になっている言葉がいくつかあります。

そのひとつが、tsunami(津波)です。このまま「ツナーミ」とイタリア語風(?)に発音すれば、通じます。

もうひとつは、発音は少し変わりますが、「台風」のtifone(ティフォーネ)です。

と書こうと思い、調べたところ…、

もともと、ギリシア語あるいはアラビア語を起源とした言葉で、typhonや、tuffonといい、それが世界へ伝わり、日本では「台風」となったようです。

津波(tsunami)は東洋、台風(tifone)は西洋から伝わった言葉なのですね。

ちなみに、流行りの数学パズルである「数独」は、そのままイタリア語でsudokuといい、ヨーロッパ各地でも流行っています。

https://it.giochi.yahoo.com/sudoku/

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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津波と台風が出てきましたが、では「地震」はイタリア語でなんというでしょう。

terremoto (テッレモート)といいます。

terreは「大地」、motoはモーターと同じ種類のことばなので「大地が動く=地震」となるわけです。


ガンバると、脚

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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先日、幸運なことに、サッカーのJリーグの人気チームである、「ガンバ大阪」の選手とお話する機会がありました。

ここぞとばかり、私の一番のイタリア語ネタである「ガンバのイタリア語の意味はご存知ですかー?」と尋ねたところ、「え? 知らない、ガンバレじゃないの?」とのことでした。

gamba (ガンバ)とは、イタリア語で「脚」という意味。日本語の「ガンバレ」とかけ合わせてチーム名が作られたのですね。

このことはガンバ大阪のオフィシャルサイトにも出ています。
http://www.gamba-osaka.net/gamba/index.html

ガンバのように、イタリア語は英語と同様、身近に結構、使われているものです。

 

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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今回、登場したgambaは、「脚」(骨盤から足首)のことを指しますが、くるぶしから先の「足」は、piede(ピエーデ)といいます。

「歩いて、徒歩で」はa piediで、よく使う表現です。

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gamba【f.脚】
piede【m.足】
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♪ 編集後記 ♪

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先ほど、登場したJリーガーですが、勝負の世界で鍛え上げられた心と身体はさすがサッカー選手です。

毎年変わる契約で、厳しい環境に身を置き、大変ではあると思いますが、スポーツに限らず、農業でも漁業でも「安住」はなく、毎年が勝負です。

人はやはり、こういう緊張感の中でこそ輝くものだな、と思いました。