【サバティカルと休息】

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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明日は、待ちに待った土曜日です。
週末になるたびに一週間の過ぎる早さを実感します。

ところで「サバティカル・イヤー(sabbatical year)」
というのを聞いたことがありますか?

大学にいる方はご存知だと思うのですが、
研究者に与えられる、1年間の研究休暇のことをいいます。

このsabbatical(サバティカル)という言葉の起源は
shabbat(シャバト)というヘブライ語までさかのぼり、
宗教上の「安息日」のことだったのです。

これはイタリア語のある単語になっています。
勘のいい方ならお気づきですね。

ハイ、土曜日にあたるsabato(サーバト)でした。

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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イタリア語の一週間を月曜日から
おさらいしておきましょう。

(本日のテーマであるsabatoは、
ちょっと違った感覚になりませんか?)

lunedi’, martedi’, mercoledi’, giovedi’,
venerdi’, sabato, domenica

それではよい週末を!

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♪ おすすめ ♪(イタリア語への近道なら)
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NHKラジオ講座にも出演、10年の講師キャリアの集大成
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三日坊主とコンスタント

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♪ STEP 1 ♪ (お時間のない方はここだけ)
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4月もなかばを過ぎました。

NHKのラジオ・テレビでもイタリア語講座がスタートしたり、語学学校でも新しい講座を受講されている方も多いでしょう。

ただ、4月はじめの固い決意があっても、やはり継続には努力がいりますね。

日本語には「三日坊主」ということばがありますが、修行のお坊さんから生れたので、イタリア語では同じような表現はありません。

incostante(インコスタンテ)という形容詞が適当でしょう。「飽きっぽい」という意味です。

「イチローは、コンスタントに結果を出す」などと使う英語のconstant(コンスタント)が、イタリア語ではcostante(コスタンテ)となります。

constant ⇒ costante

incostanteは、これに否定を表す「in」がくっついたものです。

 

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♪ STEP 2 ♪ (さらにセンスアップされたい方は)
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次に本日、登場した単語を整理しておきます。

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incostante 【気まぐれな、変わりやすい】
costante  【不変の、揺るぎない】
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< 例文 >

1. E’ un ragazzo intelligente ma incostante nello studio. [za]
2. Si impegna con costanza nello studio.[za]

< 訳例 >

1. 彼は、頭がいいけど、飽きっぽいな。
2. 彼は、勉学に継続的に打ち込んでいる。

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出典 [za] ZANICHELLI Il Primo Zanichelli

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♪ 編集後記 ♪
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今回から、装丁を少し変えてみました。読みやすい、読みにくい、などご感想いただければ幸いです。

先日、カンボジアとベトナムをちょっと旅しました。いっしょに行った友人とは、「どちらがカンボジア語(クメール語)を多く使えるようになるか」という競争になりました。

2人で必死に、数やあいさつ、買い物の表現を覚えましたが、意外と短期間に覚えられるものです。

ことばが通じると、現地の人も、ぐっと好意的になってくれます。やっぱり語学というのは力になりますね。

チョムリアップリーア!(さようなら!)


「ブオーノ」の意外なつながり (2)

111030_1453~02.jpg 「ブオーノ」の意外なつながり (2)

イタリア語のブオーノは、「良い、優しい、りっぱ、うまい」といった広く使われる便利な形容詞です。

前回、「おいしい、良い」といった意味の形容詞、

 buono (ブオーノ)と、

同じ語源のことばを考えていただきました。おわかりになった方はいますか?

答えは、ズバリ、

「ボーナス」です。

英語で bonus とつづります。

ラテン語で、「よい」という意味のbonusから「おまけ、贈りもの、特別の手当」といった意味になってきたのですね。

ということで、おなじみのイタリア語である、

buono (ブオーノ)と、英語の bonus (ボーナス)は

親戚のことばだった、という話題でした。


「ブオーノ」の意外なつながり

111030_1453~02.jpg 「ブオーノ」の意外なつながり

イタリア語のブオーノ buono は、

「良い、優しい、りっぱ、うまい」

といった広く使われる便利な形容詞です。

お料理が「おいしい」というときの、
buono(ブオーノ)や、

「こんにちは」にあたる
Buon giorno(ブオンジョルノ)

という、あいさつの表現にも登場します。

ところで、このbuonoですが、全体的に「よいもの」の形容詞として使われているのです。

このbuonoと同じ語源のことばで、意外な単語を発見しました。

さて、それは何でしょうか?

ヒントは、会社で働いている方であれば、おわかりのもので、毎年、何回か受け取れる何か「よいもの」です。

みなさん、考えてみてください。


マイレージと1000歩

111030_1453~02.jpg マイレージと1000歩
mille.jpg

夏休みに入り、旅行シーズンとなりました。
飛行機によく乗る人にはすっかりおなじみの「マイレージ」があります。
この「マイレージ」とは、どれだけ移動したかの「マイル( mile )」数をためるわけですが、英語の距離の単位である「マイル」は、もともとラテン語が由来で、イタリア語にすると
mille passo (ミッレパッソ)
という言葉からきています。
ご存じの通り、mille は「1000」、passoは「歩み」なので、
「1000歩」⇒「1マイル」
ということだったんですね。本当に1000歩が1マイルになるかどうかは知りませんが…。
ということで、イタリア語の数字「1000」は「mille」(ミッレ)といいます。
また単位の1ミリは、基準の1メートルの「1000」分の1なので、
mm(millimeter)の「mille」でもあります。
マイレージにも、ミリメートルにも、イタリア語の mille が隠れていたんですね。

カードゲーム「UNO」 (2)

111030_1453~02.jpg カードゲーム「UNO」 (2)

前回は、カードゲームの「UNO(ウーノ)」がなぜ「UNO」か? という問題でしたね。

正解は、イタリア語で「1」のことを「UNO」というからです。

「ウーノ!」と叫んでいたのが、イタリア語だったのですね。
 
 
さて、次の問題は…
 
イタリア語では

100を「cento」(チェント)、1000を「mille」(ミッレ)

というのですか、

似たようなつづりを見たことがありませんか?

こちらは単位の、

cm(センチメートル、centimeter)の「cento」
mm(ミリメートル、millimeter)の「mille」でした。

1センチは、1メートルの「100」分の1、1ミリは、1メートルの「1000」分の1、と考えると、覚えやすいでしょう。

他には英語で、世紀(=「100」年)は、英語で「century」、千年(=ミレニアム)は、英語で「millennium」といいます。

こちらにもイタリア語の「cento」と「mille」が隠れていますね。
 


「1年」に一度のこと

111030_1453~02.jpg 「1年」に一度のこと

2009年はじめてのメールマガジンになります。今年もイタリア語の面白いネタ探しをしてまいります。
 
 
イタリア語ではHappy New yearのことを、
Buon anno (ブオンナンノ)というのですが、

この anno (アンノ)は、「年」の単数形で、anni (アンニ)となれば、複数形です。
 
 
anni がつく、英語は何か思い当たりませんか?
 
 
「1年」に一度めぐってくる記念日のことを、英語で、anniversary (アニヴァーサリー)といいます。
 
この anni こそが、イタリア語の anni です。
 
 
「いくつの?」にあたる疑問詞である quanti をつけて、
Quanti anni hai? (クアンティ アンニ アーイ)
と言えば、「君は何歳?」となります。
 
 
buon は、おなじみの buon appettito (ブオナペティート)とか、
buon で、「良い」です。
 
 
Buon anno !
は、「よい年を!」ということでした。
日本では「あけましておめでとう」ですね。 


@とカタツムリ

111030_1453~02.jpg @とカタツムリ

chiocciola.jpg

今回は外来語ではありませんが、身近な@がテーマです。

メールアドレスに使う、「@」の「アットマーク」は、ご存知ですね。これは、英語の at をもとにしています。

ところが、イタリア語では、全然違うのです。「@」のカタチをよーく見て下さい。

なんだか渦を巻いていませんか?

そうです。イタリア語では、「@」を、「カタツムリ」という意味の、chiocciola (キオッチョラ)と言うのです。

アットマークと違い、可愛らしい言い方ですね。メールアドレスを伝えることは多いので、覚えておくと便利です。

ちなみに、楽器のヴァイオリンも、先端が渦巻きになっているので、この部分も

chiocciola と言います。

 


アマチュアとI love you.

111030_1453~02.jpg アマチュアとI love you.

日本語には「プロ」に対する言葉として、「アマ、アマチュア」があります。

アマチュアは英語の amateur ですが、「ヘタ、しろうと、二流」という意味で使われることが多く、スポーツで「あのプレーはアマチュアだな~」なんて言ったりします。

ところが、アマチュアという言葉をよーく考えてみると、ちょっとニュアンスが変ってきます。

ここでイタリア語の出番です!

イタリア語でもっとも有名なフレーズのひとつに、英語のI love you.にあたる、Ti amo. (ティ アーモ)があります。これはTi (君を)、amo (私は愛する)ということで、amo は、amare (アマーレ=愛する)という動詞を活用させたものです。 

今回のテーマの「アマチュア」の amateur は、この amare がもとになっているわけです。ですから「愛好家」ということが、「アマチュア」の正しい意味だったわけですね。

ちなみにアマチュアをイタリア語では amatore (アマトーレ)といいます。

Sono un amatore (女性ならamatrice) di~.

といえば、「私は~の愛好家です。」となります。