ホロスコープ、テレスコープ

telescope

ホロスコープ、テレスコープの「スコープ」とは?

ホロスコープ(星占い)、テレスコープ(望遠鏡)、マイクロスコープ(顕微鏡)という外来語をよく目にします。この3つの外来語は、いずれも「・・・スコープ」と終わっていますが、いったいこのスコープとはなんでしょうか?

何か「見る」ことに関係がありそうです。

今回は、こんな外来語を知っているだけで、すぐに使えるイタリア語をカンタンに増やすことができる好例です。

このスコープ( scope )とは、もともとギリシア語の skopos が語源になっており、「標的」という意味なのです。それが、英語では「視野、範囲」の scope になりました。その scope が元になって、ホロスコープやテレスコープという言葉ができているのですね。

 

イタリア語はscopo

さてイタリア語の方はというと、もともとの「標的」という意味にとても近く、「目的、狙い、生きがい」という意味の、scopo (スコーポ)として使われています。

こうした単語は、丸暗記して覚えることが多いと思いますが、ホロスコープ、テレスコープ、マイクロスコープをたどっただけで、とても身近に感じられませんか?

 

それではscopoの発音を聴いてから、今回のまとめをしましょう。

 

vocabolario

scopo (男性名詞)「目的、狙い、生きがい、意図」

―La figlia e’ l’unico scopo della mia vita.
―「娘は、私の人生の唯一の目的(生きがい)なのだ。」

―senza scopo
―目的なしに、当てもなく

oroscopo (男性名詞)「星占い」

telescopio (男性名詞)「望遠鏡」

microscopio (男性名詞)「顕微鏡」

 

イタリア語は、今回のような外来語や、英語の知識を活用するだけで、暗記に頼らずにどんどん学べるのです。それは基本文法でもいえることです。

itacicaのメール講座は、31日間こうした「ネタ」でイタリア語の基礎が学べます。語学学校の約2回分のレッスン費用で受講できます(返金保証もあります)。

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ホンモノとレプリカ

replica

「これは、あの名画のレプリカでございます。」

なんて表現をすることはありませんか?

 

「レプリカ」はこのままイタリア語に!

何かの作品や製品の「オリジナル・本物」に対して、 「複製品、模造品、コピー」のことを 「レプリカ」といいます。

この「レプリカ」は replica として英語でも使われますが、 もともとはラテン語やイタリア語から派生しており、 なんと、イタリア語も replica で、「レープリカ」と発音し、まったく同じ意味で使われています。

例としては、

una replica di Gioconda 

(ウーナ レープリカ ディ ジョコンダ)

であればどうでしょう?

 

Gioconda とはあのダ・ヴィンチの名画「モナリザ」のことですから、 「モナリザのレプリカ・複製品」となります。

今回取り上げた replica は、イタリア語としてレベルの高い単語ですが、 この「レプリカ」を知っているだけで身近に感じませんか?

 

replica は、 「コピー・複製品」のほかにも意味があります。

さてここで問題です。 replica が動詞になると、 replicare (レプリカーレ)となるのですが、

Lo spettacolo e’ replicato. 

(ロ スペッターコロ エ レプリカート)

spettacolo (=スペクタクル ⇒「上演、公演」) となると、どういう意味になるでしょう?

 

 

「複製」から「もう一回繰り返される」 つまり「再演された」となるんですね。

「レプリカ」から学べるイタリア語をまとめておきます。

replica

(nome f.)「コピー・複製品」
ーuna replica di Gioconda
ー「「モナリザ」の複製」

replicare (verbo)「繰り返す」

となります。

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コンプレックスへの誤解

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コンプレックスは劣等感ではない?

「自分の体形にはコンプレックスがあるなー」とか、

「あの人は優秀だからコンプレックスを感じるよ」」といったりしますね。

このように日本人であるわれわれは、コンプレックスという言葉は「劣等感」という意味で使っているのですが、厳密にいうと「誤用」なのです。

調べてみると、確かに英語の「コンプレックス」は「複雑」ということであり、誰かより劣っているという「劣等感」ではありませんね。心理学では「複雑に絡み合った倒錯的な心理状態」を指すのだそうです。

「ゴチャゴチャして難しい、錯綜している」そういうことを指しているんですね。

このコンプレックスは、「多くの部分、要素からなっているもの」という語源を知っておくとさらによくわかります。いろんな部分から成り立っているというニュアンスなので、「総体、全体」とか「複雑な」を意味しています。

 

英語のコンプレックスは、イタリア語でもとてもよく似ていて complesso (コンプレッソ)といいます。意味も同じで、名詞であれば「総体・全体」であれば、形容詞であれば「複雑な」という意味です。

 

complesso (aggettivo)「複雑な、多くの部分からなる」
ーun sistema complesso
ー「複雑なシステム」

complesso (nome m.)「全体、総体、組織」

となります。

 

いま一度、「コンプレックス」という言葉を見直す機会になりますし、そのことを知っているとイタリア語でも意味がよくわかりますね。

 

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神風と切腹

111030_1453~02.jpg 神風と切腹


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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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前回、イタリア語でも使われている日本語を、取り上げました。今回も、そうした言葉を2つみながら、イタリア語の特徴を学びましょう。

1つは、kamikaze (神風)です。

現在も続く悲しいニュースのひとつに、自爆テロがあります。

この自爆テロのことを kamikaze と表現して、イタリアやヨーロッパ各地のニュースでは報道していることもあります。

もうひとつは、切腹です。これはイタリアでは、harakiri (腹切り)といわれます。

この2つの単語から学べることは、イタリア語には、k(カッパ)もh(アッカ)もなく、こうした外来語にのみ、kやhを使用しているということです。

イタリア語の場合、kaであればca、kiはchiと書きますね。

 

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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ちなみにイタリア語には、hのハ行の発音がないので、多くのイタリア人は「発音もできない」のです。さきほどのharakiriも「アラキリ」日本語の「部屋に入る」も「エヤニアイル」と発音してしまいます。

ヒアリングをするときに気をつけたい点です。

 


カラダの名まえ

111030_1453~02.jpg カラダの名まえ

 
corpo.jpg

体、手、足。
このイタリア語を労せず覚える方法があります。まず、「法人、会社」のことを英語でcorporation (コーポレイション)といいます。はじめの5文字をとると…

corpo

これをイタリア語読みするとコルポ、意味は「体」です。いろんな器官が集まって体(てい)をなすものが、カラダであり、会社であるわけです。

次に、

manual (マニュアル)は、「手動、マニュアル」、manage (マネージ)は、「手で操る→経営する、扱う」のように、man がつく英語では、「手」にまつわる単語がいくつもあるのです。

手のことをイタリア語では
mano (マーノ)というのです。最後に「足」ですが、これはサッカーJリーグの人気チーム「ガンバ大阪」です。日本語の「ガンバレ」とイタリア語の「足」にあたる gamba (ガンバ)をかけあわせて名づけられています。

これで corpo (からだ)、mano (手)、 gamba (足)という単語がぐっと身近になりました。


日本人しか知らないイタリア語?

111030_1453~02.jpg 日本人しか知らないイタリア語?

toppo.jpg
 
ロッテのおいしいお菓子toppo
 
ロッテの人気のお菓子、「トッポ」をご存じですね。このトッポは TOPPO と綴りますが、意味はなんでしょう?

私は、商品をみるとなんでも「これはイタリア語じゃないか?」と勘ぐるようになっていますが、このトッポは大発見!

toppo は、イタリア語の辞書をみると、なんと「(木を切ったあとに残る)切り株」という意味だったのです! なるほど、あの茶色のお菓子は切り株をイメージしていたのか!と納得。

ところが、イタリアでは・・・
 
ところが、何人かのイタリア人に、「 toppo という単語を知ってる?」と聞いたところ、「シラナカッタ、ツカワナイ」と言われてしまいました。

どうやらイタリア語でもマイナーな単語のようです・・・。それをお菓子の名前にするのもおかしいなあ?

そこで、早速私はロッテの「お客様相談室」に電話! このトッポの由来を聞くと・・・、

「これは背の高い『ノッポ』から名づけられました。イタリア語では『切り株』ですか? ほう~・・・」

と感心されました。残念・・・。

この世紀の大発見(!?)も、由来は違う結果でしたが、トッポというお菓子を今一度よく眺めてみましょう。

確かに、「木」をイメージして茶色で、枝のあとがついていたりしませんか? 偶然にしてはできすぎですよね?

イタリア人に会ったら、toppo はイタリア語で「切り株」という意味だよ、と教えてあげましょう。

 


ガーラ湯沢とガラコンサート

111030_1453~02.jpg ガーラ湯沢とガラコンサート

gala.jpg

クラシック音楽などのイベントや何かの記念のコンサートで、「ガラ・コンサート」というのを聞いたことがありませんか。

スターの競演のときも「ガラ」という言葉を使ったりします。

 

また、只今スキーシーズンの真っ最中ですが、スキーといえば新潟に「ガーラ湯沢」という人気のスキー場があります。

⇒ ガーラ湯沢

この「ガラ」と「ガーラ」という言葉は、とても覚えやすいのですが、どういう意味なのでしょうか?

 

実は「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」の「ガラ、ガーラ」はまったく同じものなのです。

英語の「饗宴、豪華」などの意でgalaがありますが、英語では「ゲイラ」や「ギャーラ」と発音するようで、「ガラ」や「ガーラ」とは印象が違いますね。

 

もともと gala はイタリア語であり、発音も「ガーラ」なので、イタリア語が一番近いかもしれません。

 

イタリア語で gala  (ガーラ)とは、「大宴会、大饗宴、豪華」という華やかな宴を指します。例えば、

una serata di gala (ウーナ セラータ ディ ガーラ)「饗宴の晩」

abito di gala (アービト ディ ガーラ) 「晴れ着、正装着」

といった意味になります。

 

あの「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」が、こんなイタリア語とつながっているとはおもしろいですね。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • gala 
    「大宴会、大饗宴、豪華」
  • una serata di gala 「饗宴の晩」

  • abito di gala 「晴れ着、正装着」

 

 


エスカレーターに隠れた「階段」

scala.jpg

エスカレータとエレベータ

子どもの頃、エスカレータとエレベータがよく似ているので間違えた記憶があります。大人でもときどき間違えることがあります。

ところが、このエスカレータという単語にある「イタリア語」が潜んでいることがわかると、この2つの単語を混同することは二度とないでしょう。

エスカレータは escalator とつづりますが、この単語の最初の「 e 」と後ろの「 tor 」を取ってみて下さい。

( e + scala + tor )

scala という言葉になりますね。

この scala (スカーラ)はなんとイタリア語の「階段、はしご」なのです。エスカレータにはイタリア語が潜んでいたのです。

もともとラテン語とイタリア語の scala が最初に存在し、escalator (エスカレータ)はあとからできた言葉です。うことで、エスカレータとエレベータの区別がハッキリとつくようになったと思います。

 

ドレミファの「スケール」

ちなみにこの scala は、ドレミファの音階の「スケール」という単語にもつながっています。「エスカレータ」という外来語から意外なイタリア語が学べると思いませんか?

外来語の「履歴」をたどるだけで、暗記に頼らずイタリア語が学べます。

 

vocabolario

scala

  • scala (女性名詞) 「階段、はしご」

 


バレリーナ

111030_1453~02.jpg バレリーナ

先日、バレエの公演のお手伝いをする機会がありました。バレエダンサーの鍛えられた身体だけでなく、舞台前の入念な準備なども間近にみることができ、とてもいい経験になりました。

日本語では「ダンサー」という言葉のほかに、「バレリーナ」という表現をしますが、特にクラシックバレエの女性ダンサーのことをバレリーナと呼ぶようですね。

ところで、このバレリーナは、正真正銘のイタリア語であることをご存じでしたか?

つづりはballerina、発音は「バッレリーナ」で、意味も日本で使われているものと同じなのです。

それではクイズです。ballerinaを元にすると、イタリア語の「踊る」という動詞がすぐに想像できます。

ちょっと簡単だと思いますので、「私たちは一晩中踊ったよ。」をイタリア語にしてみて下さい。

 

  • ballerina (女性名詞) 「バレリーナ」

 


婚活とnozze

111030_1453~02.jpg 婚活とnozze

nozze.jpg

結婚情報サービスのノッツェ

明日は友人の結婚式です。

自分の結婚式のときと違い、友人の式は参加するだけでいいのでとても気が楽です。

さて、この結婚ですが、日本でも「婚活」というコトバが流行ったりして、出会いの場を提供するサービスも、よく目にするようになりました。

そのサービスのひとつでとても有名なものが、「ノッツェ」という結婚情報サービスです。

http://www.nozze.com/
(こちらがWEBサイト)

この nozze (ノッツェ)は、イタリア語で「結婚式」という意味なのです。「あ、なるほど」といったところでしょうかね。

 

また、モーツァルトの有名なオペラに「フィガロの結婚」がありますが、
こちらも、

Le Nozze di Figaro (レ・ノッツェ・ディ・フィガロ)
といいます。いつも複数形で使われます。

 

結婚はさらに

「結婚式」は nozze でしたが、「結婚」そのものは、 matrimonio (モトゥリモーニオ)
「結婚する」という動詞は、sposare(スポザーレ)となります。

matrimonioは、madre(=母)から派生したコトバで、

sposare は、名詞になると、sposa  が「花嫁」、sposo  が「花婿」となります。

 

 

logo_small.jpg vocabolario

  • nozze (女性名詞、複数) 「結婚」
  • matrimonio (男性名詞) 「結婚」
  • sposare (動詞) 「結婚する」
  • sposa  「花嫁」
  • sposo  「花婿」

ひとりごと

私は、大人になるまでチーズと納豆が嫌いな食べものでした。

チーズは、イタリアやフランスでおいしいチーズに出会って以来、好物になってしまい、納豆は、どういうわけか最近、好物になり、毎日のように食べずには我慢できなくなりました。

ご飯のない日でも納豆だけ食べているほどです。人の味覚というのはわからないものですね。

 


イタリアンビール

111030_1453~02.jpg イタリアンビール

birra.jpg

イタリアのビールといえば

いよいよ暑さも本格的になり、ビールのおいしい季節になりました。

イタリアといえばワインなので、ビールといってもピンとこないかも知れませんが、Moretti や、Nastro Azzurro などが有名です。

このNastro Azzurro ですが、

azzurro は、何度も登場しているように「青」で、
nastro は「リボン」という意味なので、

「ブルーリボン」という商標だったんですね。

これまで何十本も飲んでいたのに、あらためて意味を考えたこともありませんでしたが、ラベルをよくみれば、たしかに青リボンがついていました…。

⇒ NastroAzzurro (オフィシャルサイトで確認できます!)

リボンと小さなリボン

リボンのことは nastro (ナストゥロ)といいますが、小さいリボンは nastrino (ナストゥリーノ)といいます。

また、リボンの形をしたパスタの種類に nastrini (ナストゥリーニ)があります。

イタリア語は名詞の語尾に -ino をつけると「小さい~」となります。

例えば、バイクは motore (モトーレ)ですが、

motorino (モトリーノ)であれば、「ミニバイク」というわけです。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • nastro (男性名詞) 「ひも、リボン」

 

 

ひとりごと

IDとパスワードというものがありますが、生年月日や名前ではよくない、ということで、いろんなIDとパスワードをつくっているうちに、管理できなくなってしまいました…。

WEBサイトで、自分自身が入れなくなってしまう、などという経験はありませんか?

私は個人的には、個人情報保護などしなくていい、というより、すでに保護できないと思っているので、全部オープンでもいいかな、と思ってます。オープンにされると逆に悪用されなかったりするものです。

(銀行預金なんかはさすがに困りますが…)

空き巣だって、窓も鍵も閉まっていない家より、セキュリティーの頑丈な家の方がお金がありそうなので、そちらを狙うでしょう。

とか、今、すごく暑いので変なことを考えております。それではビールを飲んでよい週末を!

 


『東京ヴェルディと野菜』

昨日のワールドカップは、

日本のazzurri(アッズーリ=青)、強かったですね。

ここのところ、メルマガでは色のお話ばかりしましたが、
しつこく今日も「色」です。

サッカーJリーグの人気チームのひとつに
『東京ヴェルディ』があります。

こちらのチーム名の由来なんですが、

ポルトガル語の verde(ヴェルデ=緑)から
名づけられています。

そういえば、ユニフォームも緑ですよね。

そして
イタリア語も「緑」は、
verde(ヴェルデ)といいます。

東京ヴェルディとユニフォームカラーを想像すると、
覚えやすいですね。

また、イタリア語で「野菜」のことを

verdura(ヴェルドゥーラ)というのですが、

この単語も、色の verde からきています。

野菜は緑だけでなく色々なカラーがありますが、
総称として verdura です。

 


スクエアと四角

111030_1453~02.jpg スクエアと四角

 

 

~ 22 maggio, 2010 ~

 

♪ 最近、広場のことをカッコよく「~スクエア」と呼ぶことがあります。

 

英語のsquareは、「正方形、四角」という意味で、四角い広場のことも「スクエア」というのですね。

 

 

イタリア語にも、squadrare(スクアドゥラーレ)で、「四角にする」という動詞があります。

先頭の「s」を取ると、数字の「四」のquattro(クアットゥロ)に関連している単語だとわかります。

 

 

音楽の四重奏も、quartetto(カルテット)とつづり、数字の「四」のquattro(クアットゥロ)が、連想できます。

 

 

ことばは、こうして「知っていること → 未知のこと」へ結びつけると、丸暗記に頼らないで学べます。


バキュームカーとバカンス

【バキュームカーとバカンス】

~ 30 aprile, 2010 ~

♪ いよいよゴールデンウィークですね。

1週間ほどのお休みは、
長くて楽しい気分になります。

日本では「ゴールデン」と呼びますが、

フランス人やイタリア人にすると、
1週間のお休みなら「ゴールデン」とは
言わないかもしれません。

(働き者のイタリア人、フランス人もたくさんいます…)

日本の夏のバカンスはだいたい1週間だ、とイタリア人に言うと、
びっくりされることがよくあります。

さて、バカンスは、
英語ではvacation(ヴァケイション)、

イタリア語では
vacanza(ヴァカンツァ)
といいます。

語源をたどると、
「vac」ではじまる単語は、もともと
「空(から)」という意味から派生しています。

今では少なくなりましたが、あの
バキュームカーのvacuumも、
「真空、空」という意味から来ているのです。

vacanzaも、ココロを「空っぽ」にできる
大切な時間です。

それでは楽しいGWをお過ごしくださいね。

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http://itacica.com/lettera_meltre.html

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★★ 「すぐ話したい」方へ、「Corso d’ascolto」
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【「山の向こう」の夕暮れ】

【本日のテーマ:「山の向こう」の夕暮れ】

~22 gennaio, 2010 ~

♪先週は、朝のalbaとauroraのお話をしましたので、
今回は「夕暮れ、日没、夕焼け」についてです。

夕暮れはイタリア語でtramonto(トラモント)といいます。
tra‐は、ラテン語源で「向こうに、越えて」という意味。

montoは「山」のことを指します。
monte(モンテ)や、montagna(モンターニャ)も
「山」ですね。

有名なアルプスの山、Monte Rosa(モンテローザ)
のmonteです。

この山のイメージがつかめるとtramontoが
「山の向こうに沈む太陽=夕暮れ」となって、
この単語が、身近になってきます。

これでalba、aurora、tramontoはもうバッチリですね。

♪とっさの場面でもイタリア語を使えるようになるには?
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トレーニングしてみて下さい。
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♪昨日、あるEラーニングについての勉強会で、
イタリア語をネタにお話しする機会を
いただきました。

私は今、丸暗記せずにイタリア語を学べる
Eラーニングを制作中です。

いずれみなさんにも公開の予定です。
楽しみにしていてください!


【今日はアドリブで・・・】

発表や挨拶で、

「あとはアドリブでお願いします。」
と言うことがありませんか?

私のメルマガは、イタリア語の話題をしながら、
たいていは語源であるラテン語にたどりついています。

それもそのはず、
イタリア語やスペイン語は、ラテン語という
古代ローマの言語の「方言」だからです。

ラテン語というとなんだか難しそうですが、
この「アドリブ」は、実はラテン語そのものだったのです。

ad libitum(アド リビトゥム)という
ラテン語を略してad. lib.と言っているのです。

もちろん意味も同じで、
「自由に、思うままに、アドリブで」
ということです。

イタリア語でも英語でもそのまま使います。
アドリブで「アドリブ」を使ってみて下さいね。

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♪ おすすめ ♪(イタリア語への近道なら)
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【サバティカルと休息】

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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明日は、待ちに待った土曜日です。
週末になるたびに一週間の過ぎる早さを実感します。

ところで「サバティカル・イヤー(sabbatical year)」
というのを聞いたことがありますか?

大学にいる方はご存知だと思うのですが、
研究者に与えられる、1年間の研究休暇のことをいいます。

このsabbatical(サバティカル)という言葉の起源は
shabbat(シャバト)というヘブライ語までさかのぼり、
宗教上の「安息日」のことだったのです。

これはイタリア語のある単語になっています。
勘のいい方ならお気づきですね。

ハイ、土曜日にあたるsabato(サーバト)でした。

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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イタリア語の一週間を月曜日から
おさらいしておきましょう。

(本日のテーマであるsabatoは、
ちょっと違った感覚になりませんか?)

lunedi’, martedi’, mercoledi’, giovedi’,
venerdi’, sabato, domenica

それではよい週末を!

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♪ おすすめ ♪(イタリア語への近道なら)
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津波と台風

111030_1453~02.jpg 津波と台風

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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日本語がそのままイタリア語になっている言葉がいくつかあります。

そのひとつが、tsunami(津波)です。このまま「ツナーミ」とイタリア語風(?)に発音すれば、通じます。

もうひとつは、発音は少し変わりますが、「台風」のtifone(ティフォーネ)です。

と書こうと思い、調べたところ…、

もともと、ギリシア語あるいはアラビア語を起源とした言葉で、typhonや、tuffonといい、それが世界へ伝わり、日本では「台風」となったようです。

津波(tsunami)は東洋、台風(tifone)は西洋から伝わった言葉なのですね。

ちなみに、流行りの数学パズルである「数独」は、そのままイタリア語でsudokuといい、ヨーロッパ各地でも流行っています。

https://it.giochi.yahoo.com/sudoku/

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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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津波と台風が出てきましたが、では「地震」はイタリア語でなんというでしょう。

terremoto (テッレモート)といいます。

terreは「大地」、motoはモーターと同じ種類のことばなので「大地が動く=地震」となるわけです。


カードゲーム「UNO」 (1)

111030_1453~02.jpg カードゲーム「UNO」 (1)

昨日は、4歳になる甥っ子と、カードゲームの「UNO(ウーノ)」を楽しみました。

このゲームでは、配られたカードをルールに従って減らし、残り1枚になったら、

「ウーノ!」

と叫びます。全部、カードがなくなったら勝ちです。

では、なぜ「ウーノ」なのでしょうか?

これは、このゲームのルールと、イタリア語の数字にワケがありますので、ちょっと考えてみてください…。

これはカンタンでしたか?

では、もう一つ問題です。

イタリア語では

100を「cento」(チェント)、1000を「mille」(ミッレ)

というのですが、じーっと見てください。どこかで似たようなつづりを見たことがありませんか?

私のテキストを読んでいただいている方ならわかります。

ヒントは「単位」です。

次回のメールマガジンをお楽しみに。 


正反対のことわざ

111030_1453~02.jpg 正反対のことわざ

以前ご紹介した、韓国語の市吉則浩さんという方が、韓国語のおもしろさのひとつに、日本語と表現がとてもよく似ていることがある、とおっしゃっていました。

たとえば、「話に花を咲かせる」という表現は、韓国語にもあるそうです。

市吉さんのインタビュー記事はこちらからです。

実は、日本語とイタリア語のあいだにもあるのです。

「二度あることは三度ある」という表現で、

Non c’e’ due senza tre.
(ノン チェ ドゥーエ センツァ トゥレ)
といいます。一方、まったく正反対のものもあるのです。

日本には「三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵」という諺がありますが、Chi fa da se’fa per tre.

という諺は、「1人でやれば3人分できる、3人でやるより1人でやった方がうまくいく。」という意味なのです。考え方が全然違う、というのも面白いですね。これぞ異文化です。

そういえば、私がイタリア語である面接を受けたとき、イタリア人からアドバイスされました。

質問をよく聞いて答えなさい、と言われるのかと思ったら、「喋りまくれ。相手に質問する時間を与えるな。」とアドバイスされ、びっくりしたことを覚えています。