モノクロとモノトーン

monocromo

モノクロとモノトーン

今でもおじいさん、おばあさんの世代は、映画やテレビがすべて白黒であった時代を知っており、「昔のテレビはみんなモノクロだったんだよ」と、言います。

また、私が大学生だった頃(15年ほど前ですが)、女の子の学生の間で黒が大流行したことがありましたが、そういうときは「この冬は、モノトーンのファッションが人気」なんていう言い方をします。

 

そもそも、この「モノ」というのはなんでしょうか?

今回は「モノ」にスポットを当てて、イタリア語に迫ってみましょう。

 

モノのmono-とは?

この「モノ」の mono- とはモノクロやモノトーンから連想されるように、「単一の、一つの」をあらわすギリシア語が起源の接頭辞(せっとうじ)です。

ですから、

mono (一つの)+クロム(色)で「モノクロ」

mono (一つの)+トーン(色調)で「モノトーン」

となっているのですね。

イタリア語でももちろん mono- といえば、「一つの、単一の」であり、モノクロとモノトーンはイタリア語でそれぞれ、

monocromo (モノクローモ)

monotono (モノートノ)

となります。

モノポリ」という駒とサイコロで不動産を独占(=一人占め)するゲームもありますが、日本人であるわれわれも、モノトーンやモノクロを通じて mono- のニュアンスを知っているとはおもしろいですよね。

それでは、カンタンなイタリア語クイズです。

monocolore

これはどういう意味でしょうか?

 

 

すぐわかりますね。答えは「単色」です。

 

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雨合羽(あまがっぱ)

雨合羽(あまがっぱ)の「カッパ」は外来語

雨合羽(あまがっぱ)」という言葉は、若い人の間ではあまり使われなくなってはいるものの、「合羽(かっぱ)」は日本語だと思っている人は多いでしょう。

ところが実は「カッパ」の由来は、カステラやテンプラと同じように、ポルトガルが起源の言葉なのです。16世紀ごろに鎖国をしていた日本との交流があったのはポルトガルやオランダですが、その頃に入ってきたと言われています。

 

さて、このカッパはポルトガル語で capa とつづるのですが、ポルトガル語はイタリア語と同じくラテン語を起源としています。

ですから、ラテン語には cappa という単語があり、「頭巾(ずきん)」という意味で使われていました。

「頭巾」から「何かをすっぽり覆うもの」をイメージしておいてください。

 

イタリア語にもある「カッパ」

イタリア語でも cappa (カッパ)という単語があり、「(聖職者が着るような)頭巾つきのマント」のことをいいます。

まさかあの雨合羽からこんな単語につながるとは思いも寄りませんでしたよね。

 

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カメラは暗室で

日本語の「カメラ」とイタリア語の「カメラ」を探ると…。

写真の「カメラ」は、外来語としてかなり古くからあると思います。ほとんど日本語といってもいいでしょう。今でも「デジカメ」という言葉にも「カメラ」という言葉が残っています。

何年か前にも無料のメールマガジンでも取り上げましたが、今日は「カメラ」がテーマです。

旅行先で、よく使うイタリア語のフレーズとして、

Vorrei prenotare una camera…

(ヴォレーイ プレノターレ ウーナ カメラ)

「部屋( camera )を予約したいのですが…」

というものがあります。

たいていは、日本語のカメラとよく似てるなー、なんて思う程度なのですが、この「部屋」の camera (カーメラ)は、写真の「カメラ」と何か共通点でもあるのでしょうか?

どうでしょう?

 

答えは「Yes」なのです。

もともとギリシア語の kamara (カマラ)が、「円天井」という意味で、そこから「部屋」になりました。

 

「写真」がどうしてカメラに?

写真が発明される頃は、camera obscura や camera lucidaと呼ばれる装置を使っており、暗い「部屋」(=暗室)や箱を利用していたことから「カメラ」と呼ばれるようになったようです。

ということで、イタリア語の camera も、私たちのおなじみのカメラも
もともと語源はいっしょだったのですね。

 

⇒ 既知(カタカナ外来語)から、未知(イタリア語)へ

camera (女性名詞) 「部屋」

 

 

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ラヴェンダーのlav


今回は、ラベンダー、にまつわる話題です。
花のラベンダー lavender は、
アロマセラピーのオイルにもなっています。

リラックス効果があるとされ、いい香りがしますね。
殺菌、消毒作用もあるため、古代ローマから、
カラダを「洗ったり」、傷口を「洗ったり」することに、
用いられていたようです。
この「洗う」のラテン語 lavo(ラヴォ)が、
lavender の語源となっています。
lav- を語源とする単語は他には、

私たちも知っている、
lavatory (ラバトリー、洗面所)があります。
イタリア語ならlav-は、
「洗う」というイメージとすぐリンクしてきます。
「洗う」という動詞そのものを、lavare (ラヴァーレ)というからです。

「お皿を洗う」でしたら、

lavare i piatti (ラヴァーレ イ ピアッティ)

となります。
洗浄やクリーンなイメージの、ラヴェンダー(lavendar)から、
lavare という動詞がカンタンに覚えられそうですね。

 

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チョッキの「ベスト」


チョッキの「ベスト」から学べるイタリア語は

春になってチョッキやベスト姿をよく目にするようになりました。 と街行く人を見て思ったのですが、「チョッキ」と「ベスト」の違いは、なんでしょう。
特に違いはなさそうですが、ベストの方がなんとなく格好良いように感じます。

それはさておき、今回のネタはこの「ベスト」です。まさか、と思って調べたら、そのまさかでしたのでご紹介しましょう。

「ベスト」は、15~17世紀にイギリスやフランスの男性着として
着られていたものが由来とのこと。

言葉は、イギリス英語で vest 、フランス語で veste なのです。

ということは、イタリア語のあの単語に似ているような…、

 

veste, vestireという基本単語に!

そうです! veste(衣服)や vestire(着る)というイタリア語の動詞と関わりがあったのです。

元々古代のラテン語に vestis (衣服)があり、イタリア語でも veste や vestire などとして日常語として使われています。

この着るものとしての veste が今のフランス語やイギリスの英語となっていったのです。

衣服はドレスやセーターなどいろいろありますが、このチョッキの「ヴェスト」にその名残があったのですね。
vocabolario

veste 「名詞」「衣服」

vestire 「動詞」「着る」

 

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香辛料もアロマ

日本語で「アロマ」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?

「アロマオイル」や「アロマテラピー」をイメージすることが多いと思うのですが、今日はこの「アロマ」という言葉にちょっとスパイスを加えます。

 

アロマの aroma は、ギリシア語・ラテン語が元で、ラテン語の aroma の意味は「香料」でした。
実はイタリア語でも、今も同じようにこの言葉が使われているのです。

イタリア語では aroma は「アローマ」と発音し、「芳香」のほかに「香料」や「香辛料」もアロマに含まれます。
日本では「アロマテラピー」という言葉が先に輸入され、それが略されて「アロマ」と言うようになったようですが、元々は「アロマ」という単語が先だったのですね。

ちなみに「アロマセラピー」は「アロマ」に「療法」という意味での therapy がついてできた言葉です。

このことを知っていると、  aroma という単語のイメージが少し変わってくるのではないかと思います。

aroma は、-aで終わりますが男性名詞で、

複数形になると aromi となります。

 

ニンニクや玉ねぎ、コショウ、バジリコ、パセリなど香りを加える食材を総称して aromi といいます。

 

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ラヴェンダーのlav

111030_1453~02.jpg ラヴェンダーのlav

 
essence110714.jpg
今回は、ラベンダー、にまつわる話題です。

花のラベンダー lavender は、
アロマセラピーのオイルにもなっています。

リラックス効果があるとされ、いい香りがしますね。

殺菌、消毒作用もあるため、古代ローマから、
カラダを「洗ったり」、傷口を「洗ったり」することに、
用いられていたようです。

この「洗う」のラテン語 lavo(ラヴォ)が、
lavender の語源となっています。

lav- を語源とする単語は他には、


私たちも知っている、
lavatory (ラバトリー、洗面所)があります。

イタリア語ならlav-は、
「洗う」というイメージとすぐリンクしてきます。
「洗う」という動詞そのものを、lavare (ラヴァーレ)というからです。

「お皿を洗う」でしたら、

lavare i piatti (ラヴァーレ イ ピアッティ)

となります。

洗浄やクリーンなイメージの、ラヴェンダー(lavendar)から、
lavare という動詞がカンタンに覚えられそうですね。

 

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ボッテーガ・ヴェネタ

111030_1453~02.jpg ボッテーガ・ヴェネタ


bottega.jpg

 
 
ボッテーガ・ヴェネタは「ヴェネトの工房」
 
先日、イタリアの女性に人気の革製品ブランドである Bottega Veneta(ボッテガ ヴェネタ)は、どういう意味ですか?というご質問をいただきました。

Bottegaは、「店、商店」という意味のほかに、「工房」の意味があり、Venetaは、ヴェネツィアなどの都市がある「ヴェネト州の」ということです。


つまり、「ヴェネトの工房」といった意味でしょう。

「店」のnegozioという単語はカンタンに覚えられる!

ちなみにイタリア語で、「店」は bottega のほかに、negozio (ネゴーツィオ)といいます。

この語源は、とても面白いのです。

元はラテン語の negotium で、neg は「否定のNo」、otium は「暇」ということで、「暇がない」→「忙しい(仕事)」→「商売」となったようです。

昔から商売というのは忙しいものだったようですね。そうすると negozio と「商店、店」ということもリンクしてきます。

 
ちなみに英語のネゴシエーション(negotiation)も、「商売上の」取り引き、ですから、同じ語源です。ネゴシエーションとイタリア語の negozio (ネゴーツィオ)はつながっていたわけです。
logo_small.jpg vocabolari
  • bottega (女性名詞)「工房、店」
  • negozio (男性名詞)「店、商店」

< 例 >

 

 1. negozio di abbigliamento

 

< 訳例 >

 

 1. 洋服店

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ブルージーンズ

111030_1453~02.jpg ブルージーンズ

bluejeans.jpg

ビックリネタ、ジーンズの由来

今回のネタはイタリア人から聞いたびっくりもの。それは世界中で愛されるブルージーンズ(いわゆるジーパン)の由来です。

英語では blue jeans と書きますが、なんとこれはイタリア語の、

blu di Genova (ブル ディ ジェノヴァ=ジェノヴァの青)

から来ているのです。イタリア語の blu とは、英語の blue のこと。

ジーンズ ← ジェノヴァ
ジェノヴァはイタリアの港町で、あのサッカーのカズがイタリアで初めて入ったチームもここでした。

古くから港町として栄えていたのですが、ここでは、船の帆や、運ぶ商品を包む布として「青色」の布地が使われていました。

その後、いろいろな経緯を得て、ブルージーンズという名前の由来となりました。

もとは blu di Genova、そして、それがフランス語の blue de Genes (ブルー・ドゥ・ジュネ)となり、最後に blue jeans になったと言われています。

アメリカの香りがプンプンするジーンズの名前の由来がイタリアだったとは、なんだか面白いですね。

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部屋のカメラ


camera

写真の「カメラ」は、外来語としてかなり古くからあると思います。ほとんど日本語といってもいいでしょう。

今でも「デジカメ」という言葉にも「カメラ」という言葉が残っています。何年か前にも無料のメールマガジンでも取り上げましたが、今日は「カメラ」がテーマです。

旅行先で、よく使うイタリア語のフレーズとして、

Vorrei prenotare una camera…
(ヴォレーイ プレノターレ ウーナ カメラ)

「部屋( camera )を予約したいのですが…」というものがあります。たいていは、日本語のカメラとよく似てるなー、なんて思う程度なのですが、この「部屋」の camera (カーメラ)は、写真の「カメラ」と何か共通点でもあるのでしょうか?どうでしょう?

 

 

答えは「Yes」なのです。

もともとギリシア語の kamara (カマラ)が、「円天井」という意味で、そこから「部屋」になりました。 では「写真」がどうしてカメラになったというと…、

写真が発明される頃は、camera obscura や camera lucida 呼ばれる装置を使っており、暗い「部屋」(=暗室)や箱を利用していたことから「カメラ」と呼ばれるようになったようです。

ということで、イタリア語の camera も、私たちのおなじみのカメラももともと語源はいっしょだったのですね。

 

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