17.トスカニーニ

17.トスカニーニトスカニーニ( Arturo Toscanini, 1867-1957年)は1867年に北イタリアのパルマ( Parma )で生まれました。オーケストラでチェロを弾くなかで、86年に19歳という若さで指揮者として頭角をあらわしました。

1901年1月まで存命だったヴェルディ( Verdi )も彼をよく知っていましたし、トスカニーニより10歳上だったプッチーニの作品の初演もトスカニーニは数多く手がけました。プッチーニはトスカニーニの解釈を再現以上の演奏、真の再創造として絶賛しました。

従来のイタリアで指揮者というと楽師長程度に見られましたが、まさにトスカニーニによって指揮者は音楽監督へ、芸術監督へと発展していきました。

イタリア人でありながらトスカニーニはワーグナー(ドイツの作曲家)が大変好きで、バイロイトに招かれた最初の外国人指揮者でしたが、ワーグナーの息子ジークフリートの死後ヒトラー寄りになったバイロイトと肌が合わず、その後はNBC交響楽団の創設によってアメリカへ行く機会が増えて行きました。

トスカニーニ指揮「運命の力(ヴェルディ作曲)」の序曲をお聴き下さい。