第20日目 イタリア語の形容詞(4)
このマンガで、クラシックファンが増えたそうです。
第20日目 イタリア語の形容詞(4)
【 のだめカンタービレ 】
形容詞の変化は、
buono のように、buono, buoni, buona, buone というパターンと、
veloce のように、veloce, veloci の2パターンしかありません。
今日は、この2つ目のパターンをもう一つ、しかも、とても「有名になった」形容詞でみてみましょう。それは、映画化、ドラマ化までされた人気マンガの「のだめカンタービレ」です。
これは cantabile と綴ります。
「歌」の canto や、「歌う」の cantare (カンターレ)、この2つに類する形容詞ですから、cantabile は、「歌うように」とか「歌いやすい」という意味なんですね。
こちらも、形容する名詞の「数」によって、
単数なら cantabile
複数なら cantabili と変わります。
それでは、cantabile という形容詞をイタリア語として発音してみましょう。「のだめカンタービレ」という響きが変わって聴こえるようになるでしょう。
アクセントの位置に気をつけましょう。ta のところにアクセントです。
イタリア語の形容詞で、原形が cantabile のように、e で終わるものは、形容する名詞の「数」によって語尾が変化します。単数なら cantabile、複数なら cantabili となります。
形容詞 cantabile が、名詞の「数」によってどう変化するかに気をつけ、音声を聴いて発音してみましょう。