~ 18 giugno, 2010 ~
このメールマガジンを読まれている方なら、すでにたくさんのイタリア語の
単語や、フレーズをご存じでしょう。
ただ「知っていること」と「実際に使えること」とのあいだには大きな大きな違いがあるものですね。
あのフレーズを知っているのに…、
文法もわかってはいるのに…、
聴きとれなかった…、
頭が真っ白になってしまった…、
そんな経験は誰でもあるものです。(私はしょっちゅうですが…)
Come Si chiama ?
Che lavoro fa ?
Dove abiti ?
…
イタリア滞在中、こうした場面で、学んだことが使えるか?といわれると
どうでしょう。
それができるトレーニングこそが、外国語を学ぶ際の、究極のテーマかも知れません。
そんな「とっさの場面」を想定して、かゆいところをトレーニングできる教材Corso d’ascoltoの第二弾が完成しました。
Marina Zicchettiによる教材の最新作です。
イタリア人に実際、話しかけられた場面を想定しています。とっさの場面では、誰かが日本語で教えてくれるの?
そんな疑問から、日本語の説明を極力省いたり、基本フレーズをさまざまな角度からエクササイズできるようにしたり、教材制作にはここで書ききれないほどの工夫をこらしています。
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【ひとりごと】
マリーナの新作の教材、Corso d’ascolto Unita Due が完成しました。
Unita Unoを買っていただいた方、長いことお待たせいたしました。
今回は、私も音声の日本人役でお手伝いしましたが、教材制作の過程で、
マリーナの日本や日本人への熱い想い、そして10年という歳月を日本人にイタリア語を教えてきた教師としてのプロフェッショナリズムを感じ、その姿勢に頭が下がりました。
留学中のお小遣い稼ぎのために、日本人にイタリア語を教えるイタリア人に対しても、
そうした片手間のレッスンと私のレッスンとはいっしょにしないで欲しい
そういったプライドを感じました。
私からも自信をもってお届けできる教材です。