3.イタリア語の読み方(3)―イタリアのアイスは…gelato
おいしそうなgelatoが並んでいます
イタリア語の読み方(3)
【 イタリアのアイスは…gelato 】
前回までの2回で ci と ce の読み方に慣れました。
カンタンにマスターできたのではないでしょうか?
基本は「ローマ字」読みであることをお忘れなく。
今回は、イタリアのアイスクリームの gelato から ge の読み方を学びましょう。
イタリア語は、gelatoからお察しのように、ge を「ジェ」と読みます。
日本人の私たちは知らずにそう読んでいましたね。
といっても、この読み方はイタリア語に限ったことではなく、英語でも、generationのことを「ジェネレイション」と読んだりします。
また、英語の jelousy(ジェラシー、嫉妬)が、イタリア語では gelosia(ジェロジーア)になったりと、
je が ge になっているものもいくつかあります。
それでは、発音練習をしてみましょう。
日本語の「じぇらーと」との違いを感じとって下さい。
gelato
イタリア語のLとRは、発音が異なります。
Lは、舌を前歯の裏の歯茎にくっつけるとキレイに発音できます。Rは、またの機会に。
ge は「ジェ」と発音します。
この3回で ce、ci、ge ときたので、次は gi が登場しそうですね。
< esericizio(練習)>
geの読み方に気をつけて、下の単語を読んでみましょう。
そのあとで、音声をよく聴き、アクセントにも気をつけて発音しましょう。
genovese
angelo
※ genovese は、パスタのバジルソースのことです。「Genova(ジェノヴァ=イタリアの港町)風の」という意味です。
※ angelo は、うしろの「o」を取ってみて下さい。エンジェル、つまり「天使」ということですね。