12.イタリア語の数と冠詞(1)― カードゲームUNO
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イタリア語の数と冠詞(1)
【 カードゲームUNO 】
これまでの11レッスンは、読み方と名詞を学びました。
ここまでは順調でしたか?
この先も、難しくはなりません。
これまでに学んできたことを結びつけて、
イタリア語らしいカタチをつくっていきましょう。
12回目から16回目までは、数と冠詞を見ていきます。
私はときどき子どもとカードゲームの「UNO(ウーノ)」を楽しみます。
このゲームでは、配られたカードをルールに従って減らし、
残り1枚になったら、「ウーノ!」と叫びます。
全部、カードがなくなったら勝ちです。
では、なぜ「ウーノ」なのでしょうか?
これは、このゲームのルールと、イタリア語の数字にワケがあります。
イタリア語では「1」のことを「 uno 」というからです。
「ウーノ!」と叫んでいたのが、イタリア語だったのですね。
それでは、ご存知の「 uno 」が数の1であることを意識して発音してみましょう。
イタリア語の「ウ」は、日本語の「う」より口をすぼめます。
イタリア語の「1」は uno です。
ただし、これまでに習った名詞の数(個数)を言うときは、カタチが少し変化します。
男性名詞の場合は un gelato, un libro のように un となり、
女性名詞の場合は una pizza, una penna のように una となります。
※ ある名詞によっては、un’ や uno といったカタチになりますが、まずは上の2つ un、una を知っておきましょう。