21.イタリア語の形容詞(5)―赤ワイン
さあ、これまで学んだ定冠詞、名詞、形容詞をつなげてみましょう
イタリア語の形容詞(5)
【 赤ワイン 】
これまでの20レッスンで、読み方から名詞、冠詞、形容詞と学びました。
これらを組み合わせて「赤ワイン」でおさらいしてみましょう。
「ワイン」のイタリア語は、vino です。
これは、男性形ですか? 女性形ですか?
gelato と同じ男性形単数ですね。
それでは定冠詞は何でしたか?
映画「イル・ポスティーノ」と同じ il 、よって il vino となりますね。
「赤い」は rosso、
語尾はそのままですから…
「赤ワイン」は il vino rosso となります。
こんな風に、定冠詞+名詞+形容詞を組み合わせると、
イタリア語の表現らしくなってきましたね。
イタリア語では常に
「男性形か、女性形か、単数か、複数か」
これを常に意識することを感じていただければ、と思います。
それでは「赤ワイン」を発音してみましょう。
il vino rosso
il vino rosso のように、イタリア語の名詞と形容詞が結びつくときは、
「名詞+形容詞」の順番が基本です。
ただ、形容詞によっては、「形容詞+名詞」のときもあります。la prima donna (=プリマドンナ、主役のオペラ歌手)が典型的な例です。
primaは「一番目」、donnaは「女性」です。
こうした例もありますが、最初はあまり気にしなくても必ず慣れてきます。
< esercizio(練習) >
- 「新しい」は、nuovo といいます。それでは複数形で「新しい本(複数)」とイタリア語で表現してみましょう。「 + 」 マークを押すと、正解が見られますが、まずはご自分でトライしてみましょう。
そのあとに音声を聴いて確認しましょう。 - 正解は i libri nuovi
※ libro の複数は、libri となり、定冠詞は i 、nuovo は nuovo, nuovi, nuova, nuove と変化するので、i libri nuovi となります。