23.イタリア語の動詞(2)―コラボレーション
コ「ラボ」レーションを分解してみましょう
イタリア語の動詞(2)
【 コラボレーション 】
前回、動詞を活用させると主語までわかる、と学びました。
これはイタリア語の学習でとても大切なので、
いろいろな動詞で慣れていきましょう。
「コラボレーション」という言葉を知っていますね。
これは英語で collaboration と書き、
co(共に)+ laborate(働く)という語源で「共同作業」になります。
このことから、イタリア語の動詞「 lavorare 」(ラヴォラーレ)が、
「働く」であることは、カンタンにイメージがつくと思います。
前回のように主語によって
「私は、働く」は lavoro、
「君は、働く」は lavori、
「彼・彼女は、働く」は lavora、
と変化します。
dormo, dormi, dorme とよく似ていますね。
この変化を「動詞の活用」と呼びました。
語尾は、
「私は」のときは o 、
「君は」のときは i 、
「彼・彼女は」のときは a または e
となっています。
このように「動詞の語尾の音」で主語を判断します。
今回は、ここまでです。
それでは、lavorare という動詞の活用を「主語を意識して」発音してみましょう。
lavorare
lavoro, lavori, lavora
語尾の音が変わることに気をつけましょう。
<まとめ>動詞は、主語によってlavoro、lavori、lavoraのように活用します。「私は、君は」などの主語はありますが、省略されても、この活用だけで主語がわかります。
< esercizio(練習) >
- 動詞 lavorare と tanto(たくさん)とを使って、「私はたくさん働きます」と言ってみましょう。「 + 」 マークを押すと、正解が見られますが、まずはご自分でトライしてみましょう。
そのあとに音声をよく聴いて、発音してみましょう。 - 正解は Lavoro tanto.