6.イタリア語の読み方(6)ーlasagna の「ニャ」
イタリア家庭料理のひとつ、lasagnaです
イタリア語の読み方(6)
【 lasagna の「ニャ」 】
イタリア家庭料理のひとつ「ラザニア」は、 lasagna とつづり、
「ラザーニャ」と発音します。
つまり、gna を「ニャ」と読みます。
同じようにして
gne「ニェ」 gni「二」 gno「ニョ」 gnu「ニュ」
となります。
あと、第1・2回目に学んだ ce と ci の補足をちょっとしておきましょう。
sce、sci となったときは、「シェ」、「シ」となります。
(「スチェ」「スチ」とはならないことを頭に入れてください。)
これは練習をしていけば慣れてきます。
またイタリア語に特有の発音というのはほとんどないのですが、
「gli」は「グリ」ではなく、「リ」に近い特別な発音です。
このあとの練習でチャレンジしてください。
読み方のレッスンはこれで終了です。
「え、これで終わり?」と思われたのではないでしょうか?
そうです。「ローマ字読み」を基本として、
あとは、この6レッスンで学んだことをベースにすれば、まず大丈夫です。
それでは、まずgnaの発音練習をしてみましょう。
lasagna
イタリア語の「gna」は、ネコの「ニャーオ」と同じです。
gnaを「ニャ」、gne「ニェ」gni「二」gno「ニョ」gnu「ニュ」と読みます。
また、sce、sciは、「シェ」、「シ」となります。
gliは「グリ」ではなく「リ」に近い音。
馴染みやすい単語で下の練習をやってみましょう。「習うより慣れろ」です。
< esericizio(練習)>
読み方に注意して、下の単語を読んでみましょう。そのあと、音声をよく聴いてそのまま発音しましょう。
Bologna, campagna, gnocchi, signore
pesce, scena, scienza,
famiglia, aglio
※ Bolognaのボローニャは、イタリアの北部の都市です。
※ campagnaは「田園、畑」です。
※ gnocchi これは「ニョッキ」です。こんな風に書くのですね。
※ signoreは「~さん」という男性への敬称です。
※ pesceは「魚」です。
※ scenaは「舞台、シーン」です。
※ scienzaは、サイエンス、つまり「科学」です。
※ famigliaは「ファミリー、家族」です。
※ aglioは、「にんにく」です。
※ gliは、まず「リ」と発音してみて下さい。舌が口の中の上側に付きますが、その形のまま、唇をもっと左右に開くと…(「二」の口のカタチになります)奥歯の方から空気がもれるような感じになるのがgliです。