13.ヴェルディ
パルマの郊外で生まれたジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ( Giuseppe Fortunino Francesco Verdi、1813-1901年)は、イタリアの国民的ともいえる代表的作曲家です。
ヴェルディの活躍した19世紀後半は、ちょうどイタリアの統一運動と時期が重なることから、イタリア人の民族意識を高めたともいわれています。ユーロの前のイタリアの通貨は「リラ」で、1000リラのお札にはヴェルディの肖像が描かれたこともあります。
オペラを中心に作曲をし、代表作の『ナブッコ』( Nabucco )、『リゴレット』( Rigoletto )、『椿姫』( La traviata )、『アイーダ』( Aida )などがあり、世界各地で今も上演されています。