今日はアドリブで…

発表や挨拶で、

「あとはアドリブでお願いします。」と言うことがありませんか?

 

私のメルマガは、イタリア語の話題をしながら、たいていは語源であるラテン語にたどりついています。

 

それもそのはず、イタリア語やスペイン語は、ラテン語という古代ローマの言語の「方言」だからです。

 

ラテン語というとなんだか難しそうですが、この「アドリブ」は、実はラテン語そのものだったのです。

 

ad libitum(アド リビトゥム)という

ラテン語を略してad. lib.と言っているのです。

 

もちろん意味も同じで、「自由に、思うままに、アドリブで」ということです。

 

イタリア語でも英語でもそのまま使います。アドリブで「アドリブ」を使ってみて下さいね。

 

 

部屋のカメラ


camera

写真の「カメラ」は、外来語としてかなり古くからあると思います。ほとんど日本語といってもいいでしょう。

今でも「デジカメ」という言葉にも「カメラ」という言葉が残っています。何年か前にも無料のメールマガジンでも取り上げましたが、今日は「カメラ」がテーマです。

旅行先で、よく使うイタリア語のフレーズとして、

Vorrei prenotare una camera…
(ヴォレーイ プレノターレ ウーナ カメラ)

「部屋( camera )を予約したいのですが…」というものがあります。たいていは、日本語のカメラとよく似てるなー、なんて思う程度なのですが、この「部屋」の camera (カーメラ)は、写真の「カメラ」と何か共通点でもあるのでしょうか?どうでしょう?

 

 

答えは「Yes」なのです。

もともとギリシア語の kamara (カマラ)が、「円天井」という意味で、そこから「部屋」になりました。 では「写真」がどうしてカメラになったというと…、

写真が発明される頃は、camera obscura や camera lucida 呼ばれる装置を使っており、暗い「部屋」(=暗室)や箱を利用していたことから「カメラ」と呼ばれるようになったようです。

ということで、イタリア語の camera も、私たちのおなじみのカメラももともと語源はいっしょだったのですね。

 

フレスコ画、とれたて野菜

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「フレスコ画」というのをご存知ですか?

 

イタリア・ルネッサンス期の壁画などで、盛んに用いられた絵の描き方です。

 

この「フレスコ(fresco)」は、ずばりイタリア語。意味は「フレッシュ(fresh)、新鮮」ということです。

 

でも、壁画とフレッシュは結びつきませんね。どういうことかというと、絵の描き方にヒントがありました。

 

このフレスコ画は、壁に漆喰(しっくい)を塗って、その漆喰が乾かないうちに、つまり「フレスコ(fresco)」な状態で、顔料で絵を描くことからきているのです。

 

フレスコはフレッシュということですから、野菜でも新鮮でとれたてのものは、イタリア語で、frescoと言います。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

frescoは「新鮮な」という意味のほかに、「涼しい、冷たい」という意味もあります。

 

例えば、

acqua fresca(アクアフレスカ)

といえば、「冷たい水」ということになります。

 

ちなみにこのacquaは「水」です。

同じ語源としては、スポーツドリンクのアクエリアスaquariusがあり、名前の由来は「水瓶座」のラテン語の英語読みだそうです。

 

サバティカルと休息

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

明日は、待ちに待った土曜日です。週末になるたびに一週間の過ぎる早さを実感します。

 

ところで「サバティカル・イヤー(sabbatical year)」というのを聞いたことがありますか?

 

大学にいる方はご存知だと思うのですが、研究者に与えられる、1年間の研究休暇のことをいいます。

 

このsabbatical(サバティカル)という言葉の起源は shabbat(シャバト)というヘブライ語までさかのぼり、宗教上の「安息日」のことだったのです。

 

これはイタリア語のある単語になっています。勘のいい方ならお気づきですね。

 

ハイ、土曜日にあたるsabato(サーバト)でした。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

イタリア語の一週間を月曜日からおさらいしておきましょう。

 

(本日のテーマであるsabatoは、ちょっと違った感覚になりませんか?)

 

lunedi’, martedi’, mercoledi’, giovedi’,
venerdi’, sabato, domenica

 

それではよい週末を!

 

 

津波と台風

111030_1453~02.jpg 津波と台風

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本語がそのままイタリア語になっている言葉がいくつかあります。

そのひとつが、tsunami(津波)です。このまま「ツナーミ」とイタリア語風(?)に発音すれば、通じます。

もうひとつは、発音は少し変わりますが、「台風」のtifone(ティフォーネ)です。

と書こうと思い、調べたところ…、

もともと、ギリシア語あるいはアラビア語を起源とした言葉で、typhonや、tuffonといい、それが世界へ伝わり、日本では「台風」となったようです。

津波(tsunami)は東洋、台風(tifone)は西洋から伝わった言葉なのですね。

ちなみに、流行りの数学パズルである「数独」は、そのままイタリア語でsudokuといい、ヨーロッパ各地でも流行っています。

https://it.giochi.yahoo.com/sudoku/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

津波と台風が出てきましたが、では「地震」はイタリア語でなんというでしょう。

terremoto (テッレモート)といいます。

terreは「大地」、motoはモーターと同じ種類のことばなので「大地が動く=地震」となるわけです。

サラダとサラリーマン

111030_1453~02.jpg 「サラダ」と「サラリーマン」

insalata.jpg

サラダとサラリーマンを結ぶ「塩」

サラダ、そして、サラリーマン。

この2つは、なんにも関係のない言葉ですが、じつは、意外な共通点があります。そのキーワードはズバリ「塩」です。イタリア語で「塩」のことを、sale (サーレ)といいます。

サラダは、かつて野菜を塩漬けにしていたものがサラダを指していたことから来ています。

イタリア語でサラダは、insalata (インサラータ)です。

 

「塩」が給料の時代

そして、サラリーマンの「サラリー」は、古代ローマの時代、塩が非常に大切だった頃、軍人の給料が「塩」で支払われたことに由来しています。

サラリーはイタリア語で、salario (サラリオ)です。

sale (もともとラテン語ですが)から、意外な言葉に広がっていったのですね。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • sale (男性名詞) 「塩」
  • insalata (女性名詞) 「サラダ」
  • salario (男性名詞) 「給料」

 

 

ポロねぎの「ポロ」とは…

111030_1453~02.jpg ポロねぎの「ポロ」とは…

porro.jpg

おいしいポロネギ

みなさんは、ポロ葱(ネギ)をご存知ですか?別名はリーキとも呼ばれ、太くて甘く、お料理に愛用されるネギです。ところで、このポロネギの「ポロ」とは一体、何でしょうか?

また見つけてしまいました…。

イタリア語に極めて近い「ポロ」

このポロネギの「ポロ」は、イタリア語なのです(断定!)。調べてみたところ、一説には「ネギ」のフランス語である poireau (ポワロー)から来ているとのこと。

しかし「ポワロー」と「ポロ」ではちょっと遠い気がします。
一方、イタリア語では、このポロネギのことをなんと porro (ポッロ)と発音するのです。↓ のサイトにもポロネギを食材としたレシピが紹介されています。
(porroの複数形はporriです)
porri (Il dizionario del cibo)フランス語よりイタリア語の方がずっと「ポロ」に近いと思いませんか?
ところで「R」の発音先ほど登場した porro ですが、このポッロの「R」は、イタリア語特有の巻き舌です。もし「L」で発音してしまうと、pollo (にわとり)になってしまうので、気をつけて下さいね。とんでもない間違いになってしまいますね。

logo_small.jpg vocabolario

  • porro (男性名詞) 「リーク、にらねぎ、ポロネギ」
  • pollo (男性名詞) 「にわとり」

ガンバると、脚

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日、幸運なことに、サッカーのJリーグの人気チームである、「ガンバ大阪」の選手とお話する機会がありました。

ここぞとばかり、私の一番のイタリア語ネタである「ガンバのイタリア語の意味はご存知ですかー?」と尋ねたところ、「え? 知らない、ガンバレじゃないの?」とのことでした。

gamba (ガンバ)とは、イタリア語で「脚」という意味。日本語の「ガンバレ」とかけ合わせてチーム名が作られたのですね。

このことはガンバ大阪のオフィシャルサイトにも出ています。
http://www.gamba-osaka.net/gamba/index.html

ガンバのように、イタリア語は英語と同様、身近に結構、使われているものです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回、登場したgambaは、「脚」(骨盤から足首)のことを指しますが、くるぶしから先の「足」は、piede(ピエーデ)といいます。

「歩いて、徒歩で」はa piediで、よく使う表現です。

——————————–
gamba【f.脚】
piede【m.足】
——————————–

━━━━━━━

♪ 編集後記 ♪

━━━━━━━

先ほど、登場したJリーガーですが、勝負の世界で鍛え上げられた心と身体はさすがサッカー選手です。

毎年変わる契約で、厳しい環境に身を置き、大変ではあると思いますが、スポーツに限らず、農業でも漁業でも「安住」はなく、毎年が勝負です。

人はやはり、こういう緊張感の中でこそ輝くものだな、と思いました。

イタリア語を操るモーツァルト

最近、オーストリアの天才作曲家であるW.A.モーツァルト(1756-1791)の本を読みました。

モーツァルトは、35年という生涯を通じ、ヨーロッパ中を旅して公演や作曲をしたわけですが、どうやらイタリア語は母国語のドイツ語並みに堪能だったようです。

イタリアの仮装行列(カーニバル)である carnevale (カルネヴァーレ、といいます)が大好きだ、

と残された手紙に書いてありました。

いわれてみれば、モーツァルトのオペラの代表作である、「ドンジョバンニ」「コジファントゥッテ」「フィガロの結婚」いずれも台詞はイタリア語だったのですね。

(イタリア語ではどう表記するのでしょう?―Step2にて)

イタリア語を自由に操るモーツァルト…、ちょっと意外な発見でした。

 
先ほど登場したモーツァルトのオペラはイタリア語で、

Don Giovanni (ドンジョヴァンニ)
Cosi’ fan tutte (コジ ファン トゥッテ、=女はみな、こうしたもの)
Le Nozze di Figaro (フィガロの結婚)

とそれぞれ表記します。

nozze(ノッツェ)は「結婚」で、常に複数形で用います。銀婚式はle nozze d’argento 、金婚式はle nozze d’oroとなります。

nozzeという結婚斡旋のサービス会社が日本にもありますね。

——————————–
carnevale 【m.カーニヴァル】
nozze    【f.pl. 結婚】
━━━━━━━

先日、私のメールマガジンを読んでいただいている方から、お便りで、

「勉強らしい事は何もやっていなくても雑誌の記事が不思議となんとなくわかる」

といただきました。

これぞ私の目指していることで、嬉しくなりました。

難しそうだ、と思えるイタリア語を身近な話題をきっかけにして、楽しく学んでいただこう、というわけです。

 

たった1文字で…

111030_1453~02.jpg たった1文字で…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

イタリア語で、なじみのない単語には、たった1文字のアルファベットを加えるだけで、「あ、なるほど!」となるものがあります。

代表的なものの一つは、動詞の

avere(アヴェーレ、=持つ)

です。

これは、最初に「h」をつけてあげると、

havere

つまり、英語のhaveだとすぐわかるのです。

語源となるラテン語が同じなので、あたり前と言えばあたり前ですが、こういう小さいことを発見できるようになると、言葉へのセンスがぐっと磨かれてくるのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 2 ♪ (さらにセンスアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に本日のテーマを応用してみましょう。

< クイズ >
以下のイタリア語の先頭に「h」を加えて、意味を考えてみましょう。

1.umanita’
2.armonia
3.arpa
4.armonica

※ 3,4のヒントは楽器です。

< 答え >
できましたか? どれも英語で、外来語として日本語にもなっていましたね。

1.humanity (英)、ヒューマニティ・人間性
2.harmony (英)、ハーモニー
3.harp (英)、ハープ・竪琴
4.harmonica (英)、ハーモニカ

今のクイズだけでもセンスアップが確実にできます。

「丸暗記に頼らず、センスや勘を磨く」がテーマの私の教材(ほとんどエッセイです)もどうぞ!
https://itacica.com/lettera.html

━━━━━━━
♪ 編集後記 ♪
━━━━━━━

「算数・数学が苦手」という方は少なからずいると思います。
私もその一人です。

ところが、そういう人でも、九九はスラスラできるし、方程式も難なくできるかもしれません。

つまり、「苦手」とひとことで言っても、具体的にどの単元からつまずいているのか、を見てみると面白い発見がありそうです。

小・中学生ですと、「分数」がひとつの壁です。この壁を突破することで「苦手」が「得意」にもなりそうです。

イタリア語ですと、大きな壁は「動詞の活用」にありそうですね。

三日坊主とコンスタント

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 1 ♪ (お時間のない方はここだけ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月もなかばを過ぎました。

NHKのラジオ・テレビでもイタリア語講座がスタートしたり、語学学校でも新しい講座を受講されている方も多いでしょう。

ただ、4月はじめの固い決意があっても、やはり継続には努力がいりますね。

日本語には「三日坊主」ということばがありますが、修行のお坊さんから生れたので、イタリア語では同じような表現はありません。

incostante(インコスタンテ)という形容詞が適当でしょう。「飽きっぽい」という意味です。

「イチローは、コンスタントに結果を出す」などと使う英語のconstant(コンスタント)が、イタリア語ではcostante(コスタンテ)となります。

constant ⇒ costante

incostanteは、これに否定を表す「in」がくっついたものです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
♪ STEP 2 ♪ (さらにセンスアップされたい方は)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に本日、登場した単語を整理しておきます。

—————————————
incostante 【気まぐれな、変わりやすい】
costante  【不変の、揺るぎない】
—————————————

< 例文 >

1. E’ un ragazzo intelligente ma incostante nello studio. [za] 2. Si impegna con costanza nello studio.[za]

< 訳例 >

1. 彼は、頭がいいけど、飽きっぽいな。
2. 彼は、勉学に継続的に打ち込んでいる。

—————————————-
出典 [za] ZANICHELLI Il Primo Zanichelli

━━━━━━━
♪ 編集後記 ♪
━━━━━━━

今回から、装丁を少し変えてみました。読みやすい、読みにくい、などご感想いただければ幸いです。

先日、カンボジアとベトナムをちょっと旅しました。いっしょに行った友人とは、「どちらがカンボジア語(クメール語)を多く使えるようになるか」という競争になりました。

2人で必死に、数やあいさつ、買い物の表現を覚えましたが、意外と短期間に覚えられるものです。

ことばが通じると、現地の人も、ぐっと好意的になってくれます。やっぱり語学というのは力になりますね。

チョムリアップリーア!(さようなら!)

アブルッツォの地震

111030_1453~02.jpg アブルッツォの地震

イタリア中部の地震がニュースになっていますが、首相が、海外からの人命救助支援を断ったとのこと、余震も続いており、地震国の日本人としても胸の痛むニュースです。

イタリア大使館では、募金活動を行っているので下記にご案内いたします。

イタリア大使館へのリンク

 

地震はイタリア語で、terremoto (テッレモート)といいます。terra(e) とは、もともと「大地」の意で、motoは「動く」の意味です。

terrace (テラス)や、territory (テリトリー、領域)

の語源にもなっています。

以前、お伝えした terracotta (テラコッタ)を思い出された方もいるでしょう。

ちなみに犬のテリア(terrier)もそうです。狩った獲物を(大地に)穴を掘って埋めていたことからきたそうです。

 

 

「ブオーノ」の意外なつながり (2)

111030_1453~02.jpg 「ブオーノ」の意外なつながり (2)

イタリア語のブオーノは、「良い、優しい、りっぱ、うまい」といった広く使われる便利な形容詞です。

前回、「おいしい、良い」といった意味の形容詞、

 buono (ブオーノ)と、

同じ語源のことばを考えていただきました。おわかりになった方はいますか?

答えは、ズバリ、

「ボーナス」です。

英語で bonus とつづります。

ラテン語で、「よい」という意味のbonusから「おまけ、贈りもの、特別の手当」といった意味になってきたのですね。

ということで、おなじみのイタリア語である、

buono (ブオーノ)と、英語の bonus (ボーナス)は

親戚のことばだった、という話題でした。

「ブオーノ」の意外なつながり

111030_1453~02.jpg 「ブオーノ」の意外なつながり

イタリア語のブオーノ buono は、

「良い、優しい、りっぱ、うまい」

といった広く使われる便利な形容詞です。

お料理が「おいしい」というときの、
buono(ブオーノ)や、

「こんにちは」にあたる
Buon giorno(ブオンジョルノ)

という、あいさつの表現にも登場します。

ところで、このbuonoですが、全体的に「よいもの」の形容詞として使われているのです。

このbuonoと同じ語源のことばで、意外な単語を発見しました。

さて、それは何でしょうか?

ヒントは、会社で働いている方であれば、おわかりのもので、毎年、何回か受け取れる何か「よいもの」です。

みなさん、考えてみてください。

マイレージと1000歩

111030_1453~02.jpg マイレージと1000歩
mille.jpg

夏休みに入り、旅行シーズンとなりました。
飛行機によく乗る人にはすっかりおなじみの「マイレージ」があります。
この「マイレージ」とは、どれだけ移動したかの「マイル( mile )」数をためるわけですが、英語の距離の単位である「マイル」は、もともとラテン語が由来で、イタリア語にすると
mille passo (ミッレパッソ)
という言葉からきています。
ご存じの通り、mille は「1000」、passoは「歩み」なので、
「1000歩」⇒「1マイル」
ということだったんですね。本当に1000歩が1マイルになるかどうかは知りませんが…。
ということで、イタリア語の数字「1000」は「mille」(ミッレ)といいます。
また単位の1ミリは、基準の1メートルの「1000」分の1なので、
mm(millimeter)の「mille」でもあります。
マイレージにも、ミリメートルにも、イタリア語の mille が隠れていたんですね。

カードゲーム「UNO」 (2)

111030_1453~02.jpg カードゲーム「UNO」 (2)

前回は、カードゲームの「UNO(ウーノ)」がなぜ「UNO」か? という問題でしたね。

正解は、イタリア語で「1」のことを「UNO」というからです。

「ウーノ!」と叫んでいたのが、イタリア語だったのですね。
 
 
さて、次の問題は…
 
イタリア語では

100を「cento」(チェント)、1000を「mille」(ミッレ)

というのですか、

似たようなつづりを見たことがありませんか?

こちらは単位の、

cm(センチメートル、centimeter)の「cento」
mm(ミリメートル、millimeter)の「mille」でした。

1センチは、1メートルの「100」分の1、1ミリは、1メートルの「1000」分の1、と考えると、覚えやすいでしょう。

他には英語で、世紀(=「100」年)は、英語で「century」、千年(=ミレニアム)は、英語で「millennium」といいます。

こちらにもイタリア語の「cento」と「mille」が隠れていますね。
 

カードゲーム「UNO」 (1)

111030_1453~02.jpg カードゲーム「UNO」 (1)

昨日は、4歳になる甥っ子と、カードゲームの「UNO(ウーノ)」を楽しみました。

このゲームでは、配られたカードをルールに従って減らし、残り1枚になったら、

「ウーノ!」

と叫びます。全部、カードがなくなったら勝ちです。

では、なぜ「ウーノ」なのでしょうか?

これは、このゲームのルールと、イタリア語の数字にワケがありますので、ちょっと考えてみてください…。

これはカンタンでしたか?

では、もう一つ問題です。

イタリア語では

100を「cento」(チェント)、1000を「mille」(ミッレ)

というのですが、じーっと見てください。どこかで似たようなつづりを見たことがありませんか?

私のテキストを読んでいただいている方ならわかります。

ヒントは「単位」です。

次回のメールマガジンをお楽しみに。 

「1年」に一度のこと

111030_1453~02.jpg 「1年」に一度のこと

2009年はじめてのメールマガジンになります。今年もイタリア語の面白いネタ探しをしてまいります。
 
 
イタリア語ではHappy New yearのことを、
Buon anno (ブオンナンノ)というのですが、

この anno (アンノ)は、「年」の単数形で、anni (アンニ)となれば、複数形です。
 
 
anni がつく、英語は何か思い当たりませんか?
 
 
「1年」に一度めぐってくる記念日のことを、英語で、anniversary (アニヴァーサリー)といいます。
 
この anni こそが、イタリア語の anni です。
 
 
「いくつの?」にあたる疑問詞である quanti をつけて、
Quanti anni hai? (クアンティ アンニ アーイ)
と言えば、「君は何歳?」となります。
 
 
buon は、おなじみの buon appettito (ブオナペティート)とか、
buon で、「良い」です。
 
 
Buon anno !
は、「よい年を!」ということでした。
日本では「あけましておめでとう」ですね。