たった1文字で…

111030_1453~02.jpg たった1文字で…

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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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イタリア語で、なじみのない単語には、たった1文字のアルファベットを加えるだけで、「あ、なるほど!」となるものがあります。

代表的なものの一つは、動詞の

avere(アヴェーレ、=持つ)

です。

これは、最初に「h」をつけてあげると、

havere

つまり、英語のhaveだとすぐわかるのです。

語源となるラテン語が同じなので、あたり前と言えばあたり前ですが、こういう小さいことを発見できるようになると、言葉へのセンスがぐっと磨かれてくるのです。

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♪ STEP 2 ♪ (さらにセンスアップされたい方は)
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次に本日のテーマを応用してみましょう。

< クイズ >
以下のイタリア語の先頭に「h」を加えて、意味を考えてみましょう。

1.umanita’
2.armonia
3.arpa
4.armonica

※ 3,4のヒントは楽器です。

< 答え >
できましたか? どれも英語で、外来語として日本語にもなっていましたね。

1.humanity (英)、ヒューマニティ・人間性
2.harmony (英)、ハーモニー
3.harp (英)、ハープ・竪琴
4.harmonica (英)、ハーモニカ

今のクイズだけでもセンスアップが確実にできます。

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♪ 編集後記 ♪
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「算数・数学が苦手」という方は少なからずいると思います。
私もその一人です。

ところが、そういう人でも、九九はスラスラできるし、方程式も難なくできるかもしれません。

つまり、「苦手」とひとことで言っても、具体的にどの単元からつまずいているのか、を見てみると面白い発見がありそうです。

小・中学生ですと、「分数」がひとつの壁です。この壁を突破することで「苦手」が「得意」にもなりそうです。

イタリア語ですと、大きな壁は「動詞の活用」にありそうですね。

三日坊主とコンスタント

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♪ STEP 1 ♪ (お時間のない方はここだけ)
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4月もなかばを過ぎました。

NHKのラジオ・テレビでもイタリア語講座がスタートしたり、語学学校でも新しい講座を受講されている方も多いでしょう。

ただ、4月はじめの固い決意があっても、やはり継続には努力がいりますね。

日本語には「三日坊主」ということばがありますが、修行のお坊さんから生れたので、イタリア語では同じような表現はありません。

incostante(インコスタンテ)という形容詞が適当でしょう。「飽きっぽい」という意味です。

「イチローは、コンスタントに結果を出す」などと使う英語のconstant(コンスタント)が、イタリア語ではcostante(コスタンテ)となります。

constant ⇒ costante

incostanteは、これに否定を表す「in」がくっついたものです。

 

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♪ STEP 2 ♪ (さらにセンスアップされたい方は)
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次に本日、登場した単語を整理しておきます。

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incostante 【気まぐれな、変わりやすい】
costante  【不変の、揺るぎない】
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< 例文 >

1. E’ un ragazzo intelligente ma incostante nello studio. [za]
2. Si impegna con costanza nello studio.[za]

< 訳例 >

1. 彼は、頭がいいけど、飽きっぽいな。
2. 彼は、勉学に継続的に打ち込んでいる。

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出典 [za] ZANICHELLI Il Primo Zanichelli

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♪ 編集後記 ♪
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今回から、装丁を少し変えてみました。読みやすい、読みにくい、などご感想いただければ幸いです。

先日、カンボジアとベトナムをちょっと旅しました。いっしょに行った友人とは、「どちらがカンボジア語(クメール語)を多く使えるようになるか」という競争になりました。

2人で必死に、数やあいさつ、買い物の表現を覚えましたが、意外と短期間に覚えられるものです。

ことばが通じると、現地の人も、ぐっと好意的になってくれます。やっぱり語学というのは力になりますね。

チョムリアップリーア!(さようなら!)

アブルッツォの地震

111030_1453~02.jpg アブルッツォの地震

イタリア中部の地震がニュースになっていますが、首相が、海外からの人命救助支援を断ったとのこと、余震も続いており、地震国の日本人としても胸の痛むニュースです。

イタリア大使館では、募金活動を行っているので下記にご案内いたします。

イタリア大使館へのリンク

 

地震はイタリア語で、terremoto (テッレモート)といいます。terra(e) とは、もともと「大地」の意で、motoは「動く」の意味です。

terrace (テラス)や、territory (テリトリー、領域)

の語源にもなっています。

以前、お伝えした terracotta (テラコッタ)を思い出された方もいるでしょう。

ちなみに犬のテリア(terrier)もそうです。狩った獲物を(大地に)穴を掘って埋めていたことからきたそうです。