フレスコ画、とれたて野菜

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「フレスコ画」というのをご存知ですか?

 

イタリア・ルネッサンス期の壁画などで、盛んに用いられた絵の描き方です。

 

この「フレスコ(fresco)」は、ずばりイタリア語。意味は「フレッシュ(fresh)、新鮮」ということです。

 

でも、壁画とフレッシュは結びつきませんね。どういうことかというと、絵の描き方にヒントがありました。

 

このフレスコ画は、壁に漆喰(しっくい)を塗って、その漆喰が乾かないうちに、つまり「フレスコ(fresco)」な状態で、顔料で絵を描くことからきているのです。

 

フレスコはフレッシュということですから、野菜でも新鮮でとれたてのものは、イタリア語で、frescoと言います。

 

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frescoは「新鮮な」という意味のほかに、「涼しい、冷たい」という意味もあります。

 

例えば、

acqua fresca(アクアフレスカ)

といえば、「冷たい水」ということになります。

 

ちなみにこのacquaは「水」です。

同じ語源としては、スポーツドリンクのアクエリアスaquariusがあり、名前の由来は「水瓶座」のラテン語の英語読みだそうです。

 

サバティカルと休息

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明日は、待ちに待った土曜日です。週末になるたびに一週間の過ぎる早さを実感します。

 

ところで「サバティカル・イヤー(sabbatical year)」というのを聞いたことがありますか?

 

大学にいる方はご存知だと思うのですが、研究者に与えられる、1年間の研究休暇のことをいいます。

 

このsabbatical(サバティカル)という言葉の起源は shabbat(シャバト)というヘブライ語までさかのぼり、宗教上の「安息日」のことだったのです。

 

これはイタリア語のある単語になっています。勘のいい方ならお気づきですね。

 

ハイ、土曜日にあたるsabato(サーバト)でした。

 

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イタリア語の一週間を月曜日からおさらいしておきましょう。

 

(本日のテーマであるsabatoは、ちょっと違った感覚になりませんか?)

 

lunedi’, martedi’, mercoledi’, giovedi’,
venerdi’, sabato, domenica

 

それではよい週末を!

 

 

津波と台風

111030_1453~02.jpg 津波と台風

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日本語がそのままイタリア語になっている言葉がいくつかあります。

そのひとつが、tsunami(津波)です。このまま「ツナーミ」とイタリア語風(?)に発音すれば、通じます。

もうひとつは、発音は少し変わりますが、「台風」のtifone(ティフォーネ)です。

と書こうと思い、調べたところ…、

もともと、ギリシア語あるいはアラビア語を起源とした言葉で、typhonや、tuffonといい、それが世界へ伝わり、日本では「台風」となったようです。

津波(tsunami)は東洋、台風(tifone)は西洋から伝わった言葉なのですね。

ちなみに、流行りの数学パズルである「数独」は、そのままイタリア語でsudokuといい、ヨーロッパ各地でも流行っています。

https://it.giochi.yahoo.com/sudoku/

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津波と台風が出てきましたが、では「地震」はイタリア語でなんというでしょう。

terremoto (テッレモート)といいます。

terreは「大地」、motoはモーターと同じ種類のことばなので「大地が動く=地震」となるわけです。

サラダとサラリーマン

111030_1453~02.jpg 「サラダ」と「サラリーマン」

insalata.jpg

サラダとサラリーマンを結ぶ「塩」

サラダ、そして、サラリーマン。

この2つは、なんにも関係のない言葉ですが、じつは、意外な共通点があります。そのキーワードはズバリ「塩」です。イタリア語で「塩」のことを、sale (サーレ)といいます。

サラダは、かつて野菜を塩漬けにしていたものがサラダを指していたことから来ています。

イタリア語でサラダは、insalata (インサラータ)です。

 

「塩」が給料の時代

そして、サラリーマンの「サラリー」は、古代ローマの時代、塩が非常に大切だった頃、軍人の給料が「塩」で支払われたことに由来しています。

サラリーはイタリア語で、salario (サラリオ)です。

sale (もともとラテン語ですが)から、意外な言葉に広がっていったのですね。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • sale (男性名詞) 「塩」
  • insalata (女性名詞) 「サラダ」
  • salario (男性名詞) 「給料」