マスカラと仮面舞踏会

 

maschera.jpg女性のマスカラは「仮面」 

女性がお化粧でつける「マスカラ」ですが、これは英語で mascara と綴ります。 これは、もとはスペイン語の mascara から来たようです。

イタリア語だと maschera といいます。意味は「仮面、マスク」なんですね。 maschera ははじめにアクセントがあるので、「マースケラ」といった感じです。

mascherare (仮装させる、仮面をかぶせる)という動詞もあります。お化粧の「マスカラ」からだととても連想しやすいですね。

ときどき、仮面のようなお化粧の女性もいらっしゃいますが、それはさておきましょう。

 

仮面舞踏会

ちなみに中世からヨーロッパの宮廷で大流行した「仮面舞踏会」は、ヴェネツィアが発祥とされ、イタリア語ですと、

un ballo in maschera (ウンバッロインマスケラ)

といいます。ballo は「舞踏会」で、ballerina(バレリーナ)から想像することができますね。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • maschera (女性名詞) 「仮面、マスク」
  • mascherare
    (動詞) 「仮面をかぶる」
  • ballo
    (男性名詞) 「舞踏会」

 

ひとりごと 

この間、イタリア語と関係するびっくりネタを見つけたのでご紹介しようと思っていたのですが、ウラがとれていないので、またの機会にします。

スクープをみつけた新聞記者が、確証を得られずにいる、そんな心境でしょうか?(大げさでしたね)

『バッテラ寿司』

 

『バッテラ寿司』

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~ 10 settembre, 2010 ~
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battero.jpg

 

鯖の押し寿司である「ばってら」をご存じと思います。
おいしいですよね。

でも、このバッテラというのは
どうも日本語の響きではなさそうだと思いませんか?

調べてみたところ…、わかりました!

「ばってら」は、
ポルトガル語で、「小さい船」を意味する
bateira(バティーラ)から来ているそうです。

いわれてみればたしかに船のように見えます。

そして、なんとイタリア語にも、同じ語源で
battello(バッテッロ)という言葉があるのです。

battelloの意味はもちろん「船」ですが、
「ボート、小船」ではbarca(バルカ)がよく使われます。

バルカローレという音楽のスタイルがあるのですが、
これはbarcarola(バルカローラ)、

つまり「船乗りの歌」のことです。

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【イタリア語をマナブには】

このメルマガを1ヶ月間、毎日受けとるだけ。
ベーシックイタリア語が学べます。

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【ひとりごと】

日本は、江戸時代からポルトガルと交流があり、
カステラや、テンプラ、ビードロなども
ポルトガル語が由来です。

イタリア語やスペイン語とよく似たポルトガル語が
英語より先に日本に入ってきており、

日本人がイタリア語に親しみやすいのも
そうした影響もあるかもしれませんね。

ヨーロッパでもお寿司が人気ですが、
まさか「ばってら寿司」がbattelloとつながっていることが
わかるイタリア人はいないでしょうね。

 

バッテリーとバッテリー


mailma_battere.jpg今年の野球のペナントレースは
大いに盛り上がっていますね。

野球では、ピッチャーとキャッチャーをあわせて、「バッテリー」といいます。一方、電池のことも「バッテリー」といいます。

何か関係があるのでしょうか?ここは、語源を辿ってみることにしましょう。

このbatteryの語源は、ラテン語のbattuereで、「打つ」という意味です。

イタリア語の動詞にも同じ意味で、battere(バッテレ)があります。「打つ」ことから「打って何かを発するもの」つまり野球のボールや電気を発するもの、ということで、「バッテリー」となったのですね。

イタリア語の動詞battereは、「打つ、たたく」という意味で日常的に使います。

例.Battono alla porta.
(とびらをたたく)

スポーツでは「(相手を)たたきのめす」としても使います。

Derby all’Inter, battuto il Milan 2-0

とあったら、「ダービーでインテルはミランを2対0で打ち負かした」となります。今日は、「バッテリー」からbattereという動詞を学びました。

ちなみに「戦い」の「バトル(battle)」や、野球の「バット(bat)」も同じ語源です。

 

 

 

ベンダーさんとベストセラー

♪ センスアップ その1 ♪

IT関連でよく使われるのですが、「販売店、代理店」のことを「ベンダー」といいます。

「買う人」のことを「バイヤー」といいますから、これに対する用語でしょうか。

この「ベンダー」は、vender、または vendorと綴りますが、どうもあんまり馴染みがない英語ですよね。「売る」は、英語で sell だからかも知れません。

(いわゆる「ベストセラー」のsellです)

ところが、この vender も、語源であるイタリア語となると、馴染みがあるどころか、毎日使う動詞なのです。

vendere (ヴェンデレ)という動詞は、イタリア語で「売る」という意味です。

また、venduto (ヴェンドゥート)と表示にあれば、「売却済み」といった意味になるのです。
♪ センスアップ その2 ♪

イタリア語の「売る」は vendere で、これに対してイタリア語の「買う」はcomprare です。

日本語の「ベンダー」という言葉から、vendere という動詞が馴染みになりましたね。

 

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【ひとりごと】

先日、eラーニングワールドという大きな展示会が、お台場のビックサイトで行われました。

私は僭越ながら30分ほど、主に企業の人材育成担当の方々へ向けて、講演もさせていただきました。テーマは、業務で嫌々やらされるeラーニングが、どうしたらオモシロくできるか、というものです。

イタリア語のネタも披露したのですが、講演のあと、ある方が声をかけて下さり、「イタリア語のメルマガ読んでいます」と嬉しいお一言。

読者の方と直接お会いする機会がなかなかないので、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

 

婚活とnozze

111030_1453~02.jpg 婚活とnozze

nozze.jpg

結婚情報サービスのノッツェ

明日は友人の結婚式です。

自分の結婚式のときと違い、友人の式は参加するだけでいいのでとても気が楽です。

さて、この結婚ですが、日本でも「婚活」というコトバが流行ったりして、出会いの場を提供するサービスも、よく目にするようになりました。

そのサービスのひとつでとても有名なものが、「ノッツェ」という結婚情報サービスです。

http://www.nozze.com/
(こちらがWEBサイト)

この nozze (ノッツェ)は、イタリア語で「結婚式」という意味なのです。「あ、なるほど」といったところでしょうかね。

 

また、モーツァルトの有名なオペラに「フィガロの結婚」がありますが、
こちらも、

Le Nozze di Figaro (レ・ノッツェ・ディ・フィガロ)
といいます。いつも複数形で使われます。

 

結婚はさらに

「結婚式」は nozze でしたが、「結婚」そのものは、 matrimonio (モトゥリモーニオ)
「結婚する」という動詞は、sposare(スポザーレ)となります。

matrimonioは、madre(=母)から派生したコトバで、

sposare は、名詞になると、sposa  が「花嫁」、sposo  が「花婿」となります。

 

 

logo_small.jpg vocabolario

  • nozze (女性名詞、複数) 「結婚」
  • matrimonio (男性名詞) 「結婚」
  • sposare (動詞) 「結婚する」
  • sposa  「花嫁」
  • sposo  「花婿」

ひとりごと

私は、大人になるまでチーズと納豆が嫌いな食べものでした。

チーズは、イタリアやフランスでおいしいチーズに出会って以来、好物になってしまい、納豆は、どういうわけか最近、好物になり、毎日のように食べずには我慢できなくなりました。

ご飯のない日でも納豆だけ食べているほどです。人の味覚というのはわからないものですね。

 

イタリアンビール

111030_1453~02.jpg イタリアンビール

birra.jpg

イタリアのビールといえば

いよいよ暑さも本格的になり、ビールのおいしい季節になりました。

イタリアといえばワインなので、ビールといってもピンとこないかも知れませんが、Moretti や、Nastro Azzurro などが有名です。

このNastro Azzurro ですが、

azzurro は、何度も登場しているように「青」で、
nastro は「リボン」という意味なので、

「ブルーリボン」という商標だったんですね。

これまで何十本も飲んでいたのに、あらためて意味を考えたこともありませんでしたが、ラベルをよくみれば、たしかに青リボンがついていました…。

⇒ NastroAzzurro (オフィシャルサイトで確認できます!)

リボンと小さなリボン

リボンのことは nastro (ナストゥロ)といいますが、小さいリボンは nastrino (ナストゥリーノ)といいます。

また、リボンの形をしたパスタの種類に nastrini (ナストゥリーニ)があります。

イタリア語は名詞の語尾に -ino をつけると「小さい~」となります。

例えば、バイクは motore (モトーレ)ですが、

motorino (モトリーノ)であれば、「ミニバイク」というわけです。

 

logo_small.jpg vocabolario

  • nastro (男性名詞) 「ひも、リボン」

 

 

ひとりごと

IDとパスワードというものがありますが、生年月日や名前ではよくない、ということで、いろんなIDとパスワードをつくっているうちに、管理できなくなってしまいました…。

WEBサイトで、自分自身が入れなくなってしまう、などという経験はありませんか?

私は個人的には、個人情報保護などしなくていい、というより、すでに保護できないと思っているので、全部オープンでもいいかな、と思ってます。オープンにされると逆に悪用されなかったりするものです。

(銀行預金なんかはさすがに困りますが…)

空き巣だって、窓も鍵も閉まっていない家より、セキュリティーの頑丈な家の方がお金がありそうなので、そちらを狙うでしょう。

とか、今、すごく暑いので変なことを考えております。それではビールを飲んでよい週末を!

 

フェリーニ「道」とストラディヴァリウス

♪ センスアップ その1 ♪

先日、イタリア映画の最高傑作のひとつといわれるフェデリコ・フェリーニの「道」(1954年作)を観ました。

無骨な大道芸人のザンパノと、貧しい家を助けるために、ザンパノと旅をするジェルソミーナの悲哀の物語。

本当に素晴らしい映画でした。

この映画の題名である「道」はイタリア語では、La Strada(ラ・ストゥラーダ)といいます。

ところで、イタリアが発祥であるヴァイオリンは、製作者によって、値段が大きく変わる楽器です。

その中で、最も高価とされる製作者に、ストラディヴァリウスという人がいるのですが、彼の作品の中には数億円をするものもあり、名前をご存知の方も多いでしょう。

彼の名の Stradivarius も、この「道」の意味である strada からきているといわれています。

 

♪ センスアップ その2 ♪

「道、道路」は、strada で、

「高速道路、ハイウェー」は、

autostrada(アウトストゥラーダ)といいます。
stradaのほかには、via(ヴィーア)が「通り、街道」で、例えば「ローマ通り」は Via Roma といいますね。

corso(コルソ)という表現もありますが、これは市内の商店街が立ち並ぶ通りなどを
指すようです。

 

テラコッタ、テラス、テリトリー

terracotta.jpg

「インギルテッラ」という国

W杯サッカー(2010年)は、ベスト8を目前に、日本代表惜しかったですね。

でもチームとして、とてもまとまっており、「チームワーク」ということの大切さを再認識させてくれました。

一回戦敗退で惜しまれる国が、もうひとつ。Inghilterra (インギルテッラ)です。これは、イタリア語表記なのですが、おわかりでしょうか?

国名のイタリア語には、外来語や、英語とは似ても似つかないものがありますが、これもその一つ。

正解は「イギリス」です。

英語では England(イングランド)で、angle (アングロサクソンのアングル)の land (国)というわけです。

 

terra は「土、土地」

イタリア語の Inghilterra をみてみると、inghil  が「アングル」にあたり、terra は、タイルで知られるテラコッタ( terra cotta )と同じ「土、土地( land )」のことを指します。

この terra は、「領土」のテリトリー(territory)や、テラス(terrace)などと同じ語源です。

Inghilterra の「ghi」は「ギ」と読み、spaghetti の「ghe」は「ゲ」と読むことから、イタリア語の「ghi, ghe」は「ギ、ゲ」と読むことも学べます。

 

ひとりごと

7月になりました。ということは2010年も後半戦です。

といっても、日付や、平日・休日、時間、締め切り…こういうものにあんまり縛られないで、生活したいなと思ってます。季節の移り変わりぐらいに合わせてゆったり生きられないものでしょうか。

時計の針で、秒針も分針もなくしたら、ゆっくりしていて、オモシロいでしょうね。

 

コートジボワールと、アイボリー

昨日、W杯サッカー日本対デンマーク戦は、凄かったですね。興奮冷めやらぬ一日です。

ただ、イタリア代表(azzurri)は敗退してしまったので、ちょっと残念です。

W杯は、32カ国の代表チームが集っていますが、それぞれの国のイタリア語はなんというでしょうか。

オモシロい例をひとつあげましょう。

「コートジボワール共和国」ですが、これはフランス語で、Cote d’Ivoire とつづります。

cote は「海岸」、ivoire は「象牙(ぞうげ)」なので、コートジボワールは「象牙海岸」という国名です。かつて、ヨーロッパ諸国との貿易で、奴隷や象牙の売買を行なっていた歴史があるところなんですね。

この ivoire こそは、英語でいう ivory つまり、色の「アイボリー、象牙色」のことなのです。

イタリア語では、フランス語をそのまま変換し、

Costa d’Avorio(コスタ ダヴォーリオ)

といいます。

avorio がイタリア語の「象牙、アイボリー」です。

ちなみに昨日、日本が快勝したデンマークは、

イタリア語でDanimarca (ダニマルカ)といいます。

イタリア語だと、国の言い方はずいぶんと変わるんですね。

 

ひとりごと

今日はサッカーニュース一色ですが、実は、今行なわれているテニスのウィンブルドンでとんでもない試合がありました。

男子シングルスのある試合が、最長記録の11時間もかかったとのことです。これはテニスをやる身としてはちょっと考えられませんね。

日没順延を2日続け、3日目に決着、最終セットが70-68だったそうです。サッカー選手だけでなく、とにかくスポーツ選手は凄い精神力をもっているな、カッコいいな、と思いました。見習いたいです。

 

 

習得力を盗む

111030_1453~02.jpg 習得力を盗む

先日、お知らせした<コルソダスコルト>に、 すでにお申込をいただいた方々、ありがとうございます!

この教材には、ちょっとした秘密があります。

実は、教材制作者であるマリーナが、彼女の10年以上のイタリア語講師(日本人向け)としてのキャリアから、「効果があった練習だけ」に絞り込んでいることです。

「効果があった練習だけ」 です。

つまりこの練習方法を使えば、自分で自習できてしまうので、語学講師にとっては、命取りともなる内容です。

この背後にある練習方法のコンセプトを盗めば、学んだ方の自習力が上がってしまい、語学学校のレッスンにわざわざ通わなくてすんでしまう、ということです。

つまり、この教材では、イタリア語だけではなく、「自習力」も身につくということです。

私たち自身も、この教材の次のステップは、「自習力」にあると考えています。

実は、次にある会話を聞くだけでも、初心者の方にとっては、マリーナ先生のノウハウのエッセンスが
盗める内容なのです。

https://itacica.com/lettera_due2.html

この会話を、書き取り、暗記し、繰り返すだけでも、です。

https://itacica.com/lettera_due2.html

まずは、聞いてみてください。それだけでも、初心者の方には、近道となるはずです。

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【ひとりごと】

「効果のある練習に絞る」って書きましたが、これは、実は私自身も耳の痛いハナシです。

語学でも、スポーツでも、何でもそうですが、効果のない練習を繰り返していても、これだけやっているんだ、と自己満足に陥ることってよくあるんですよね。

楽しい学習の中にも「効果があるかどうか」というシビアな視点ももっておきたいですね。これからは、習得力を高める内容もこのメルマガで盛り込んでいきたいと思います。

私のイタリア語をご披露します…

~ 20 giugno, 2010 ~

このメルマガではイタリア語に関する 文章ばかりを書いてきましたが、恥ずかしながら今回、私は、 イタリア語の「音声」で登場いたします!

というのも、おとといお知らせした教材、 Corso d’ascolto 第2弾では、 イタリア人との会話の場面をリアルにご想像いただくため、 日本人「コウジ」役で、私が登場することになりました。

それが、このイタリア人のご婦人との会話です。

https://itacica.com/lettera_due2.html

Corso d’ascolto は、知ってはいるけれど、わかってはいるけれど、とっさの場面では使えないそんな「壁」を突破する、 ヒアリングを中心としたトレーニング教材です。

今回は、自己紹介だけでなく、相手への質問をして会話を発展させていきます。

「知っていること」と「実際に使えること」との溝を是非、この教材で埋めていって下さい。

https://itacica.com/lettera_due2.html

なお、ご要望のあった方にも、なるべく早くお届けしたい、という想いから、ダウンロード版のみのご案内からスタートします!

https://itacica.com/lettera_due2.html

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【ひとりごと】

昨日は、サッカーの日本代表、惜しかったですね!

日本は、もし野球でオランダに負けたら大変なことになってしまいますが、ちょうどオランダ人にとってのサッカーも、同じようなことかも知れません。

サッカーではさすがに負けられない、そんな思いだったでしょうね。

そういえば、ヨーロッパのサッカーリーグに渡る日本人選手も増えてきましたが、成功できるかどうかは、サッカー技術のみならず、「語学力」というのもひとつのキーになる、とある選手が教えてくれました。

相手の国のことを理解したり、自分のことをわかってもらったり、コミュニケーションの大事なスポーツなんですね。

 

とっさのひとこと、出ますか?

~ 18 giugno, 2010 ~

このメールマガジンを読まれている方なら、すでにたくさんのイタリア語の
単語や、フレーズをご存じでしょう。

ただ「知っていること」と「実際に使えること」とのあいだには大きな大きな違いがあるものですね。

あのフレーズを知っているのに…、

文法もわかってはいるのに…、

聴きとれなかった…、

頭が真っ白になってしまった…、

そんな経験は誰でもあるものです。(私はしょっちゅうですが…)

Come Si chiama ?

Che lavoro fa ?

Dove abiti ?

イタリア滞在中、こうした場面で、学んだことが使えるか?といわれると
どうでしょう。

それができるトレーニングこそが、外国語を学ぶ際の、究極のテーマかも知れません。

そんな「とっさの場面」を想定して、かゆいところをトレーニングできる教材Corso d’ascoltoの第二弾が完成しました。

Marina Zicchettiによる教材の最新作です。

イタリア人に実際、話しかけられた場面を想定しています。とっさの場面では、誰かが日本語で教えてくれるの?

そんな疑問から、日本語の説明を極力省いたり、基本フレーズをさまざまな角度からエクササイズできるようにしたり、教材制作にはここで書ききれないほどの工夫をこらしています。

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【ひとりごと】

マリーナの新作の教材、Corso d’ascolto Unita Due が完成しました。

Unita Unoを買っていただいた方、長いことお待たせいたしました。

今回は、私も音声の日本人役でお手伝いしましたが、教材制作の過程で、

マリーナの日本や日本人への熱い想い、そして10年という歳月を日本人にイタリア語を教えてきた教師としてのプロフェッショナリズムを感じ、その姿勢に頭が下がりました。

留学中のお小遣い稼ぎのために、日本人にイタリア語を教えるイタリア人に対しても、

そうした片手間のレッスンと私のレッスンとはいっしょにしないで欲しい

そういったプライドを感じました。

私からも自信をもってお届けできる教材です。

『東京ヴェルディと野菜』

昨日のワールドカップは、

日本のazzurri(アッズーリ=青)、強かったですね。

ここのところ、メルマガでは色のお話ばかりしましたが、
しつこく今日も「色」です。

サッカーJリーグの人気チームのひとつに
『東京ヴェルディ』があります。

こちらのチーム名の由来なんですが、

ポルトガル語の verde(ヴェルデ=緑)から
名づけられています。

そういえば、ユニフォームも緑ですよね。

そして
イタリア語も「緑」は、
verde(ヴェルデ)といいます。

東京ヴェルディとユニフォームカラーを想像すると、
覚えやすいですね。

また、イタリア語で「野菜」のことを

verdura(ヴェルドゥーラ)というのですが、

この単語も、色の verde からきています。

野菜は緑だけでなく色々なカラーがありますが、
総称として verdura です。

 

青色のいろいろと、マリナーラ

mare.jpg

青は azzurro (アッズッロ)と言います。サッカーのイタリア代表は青のユニフォームなので、 azzurri (アッズ―リ)と呼ばれていますね。

観光地で有名なカプリ島の「青の洞窟」も、Grotta Azzurra  (グロッタ・アッズッラ)でしたね。

この「青」ですが、英語のブルーと同じく blu (ブル)というイタリア語もあります。そして、もう一つ「青」には、celeste (チェレステ)があります。

どれも「青」です。違いは「明るさ」で、「明るい→濃い」の順番に並べると、

celeste、azzurro、blu

celeste は「空色(そらいろ)」、azzurro は「青」、blu は「紺色(こんいろ)」といったところでしょうか?

ちなみに海の色を「マリンブルー」といいますが、イタリア語では

blu marino (ブル マリーノ)です。

この marino は「海の」という意味です。

サッカーJリーグのチームに「横浜マリノス」がありますが、こちらの marinos は、スペイン語の「船乗り」で、よく似ていますね。ユニフォームも、ブルーなので、まさに blu marino です。

また、ピッツァ・マリナーラは、pizza marinara とつづり、「海の、船乗りのピッツァ」⇒「魚介のピッツァ」となります。

イタリア代表と「青の洞窟」

111030_1453~02.jpg イタリア代表と「青の洞窟」

grotta_azzurra.jpg

いよいよサッカーのワールドカップが近づいてきました。今年も優勝候補のひとつであるイタリア代表は、通称「アッズーリ」と呼ばれています。

それはなぜかというと、ユニフォームを思い出してください。青色をしていますね。

ということで、イタリア語で「青」は azzurro それが複数となって azzurri (アッズーリ)となります。

また、イタリア南部・カプリ島の観光名所のひとつに、「青の洞窟」があります。

洞窟の中の海の色が光の反射によって、感動的に美しい青色になっているスポットです。

http://www.capri.it/it/grotta-azzurra

(↑カプリ島の観光サイト、こちらにキレイな写真もあります。)

こちらも「青」で、「洞窟」は grotta ですから、Grotta Azzurra (グロッタ・アッズッラ)といいます。

 

ちなみに南フランスの観光地に、コートダジュールがありますが、この「ダジュール(d’Azur)」の azur はフランス語の「青」で、azzurro とよく似ていますね。

ひとりごと

私はテレビのない生活をしているのですが、余計な情報も入ってこないので、とてもスッキリと毎日が過ごせています。オススメです。ときどき海外旅行から帰国したような気分になるときもあります。

でも、さすがにワールドカップは観たいので、友達の家に行こうか、バーに観に行こうか、を考えております。

テレビの普及していなかった時代はみんなこんな感じだったのだろうな、と思いました。

スクエアと四角

111030_1453~02.jpg スクエアと四角

 

 

~ 22 maggio, 2010 ~

 

♪ 最近、広場のことをカッコよく「~スクエア」と呼ぶことがあります。

 

英語のsquareは、「正方形、四角」という意味で、四角い広場のことも「スクエア」というのですね。

 

 

イタリア語にも、squadrare(スクアドゥラーレ)で、「四角にする」という動詞があります。

先頭の「s」を取ると、数字の「四」のquattro(クアットゥロ)に関連している単語だとわかります。

 

 

音楽の四重奏も、quartetto(カルテット)とつづり、数字の「四」のquattro(クアットゥロ)が、連想できます。

 

 

ことばは、こうして「知っていること → 未知のこと」へ結びつけると、丸暗記に頼らないで学べます。

音楽用語はイタリア語

~ 7 maggio, 2010 ~

♪ ゴールデンウィークは、晴れの日が続きました。みなさんはどんなvacanzeを過ごされましたか?私は、趣味のバイオリンばかりを弾いて過ごしました。

さて、そのときにあらためて感じたことがあります。

クラシック音楽の楽譜には、f(フォルテ)、p(ピアノ)、フェルマータ、テンポといった指示がありますが、これ、ほとんどすべてイタリア語なんですね。

しかも、こうした単語は、イタリア語の日常会話でも使われているので、

音楽がお好きな方なら、すでに数十語のイタリア語は
潜在的に知っているわけです。

例えば、

f(フォルテ)は「強い」の forte、(イタリア人の奥さんはとても「forte」です)

p(ピアノ)は「ゆっくり、静か」の piano

フェルマータは「停止、停留所」の fermata

(バスの停留所は fermata dell’autobus)

テンポは「時間」の tempo

となります。

それぞれが日常会話でどう使われているかを、調べればよいのですね。

こんなことをきっかけにしながら、イタリア語を学ぶのもひとつです。

 

バキュームカーとバカンス

【バキュームカーとバカンス】

~ 30 aprile, 2010 ~

♪ いよいよゴールデンウィークですね。

1週間ほどのお休みは、
長くて楽しい気分になります。

日本では「ゴールデン」と呼びますが、

フランス人やイタリア人にすると、
1週間のお休みなら「ゴールデン」とは
言わないかもしれません。

(働き者のイタリア人、フランス人もたくさんいます…)

日本の夏のバカンスはだいたい1週間だ、とイタリア人に言うと、
びっくりされることがよくあります。

さて、バカンスは、
英語ではvacation(ヴァケイション)、

イタリア語では
vacanza(ヴァカンツァ)
といいます。

語源をたどると、
「vac」ではじまる単語は、もともと
「空(から)」という意味から派生しています。

今では少なくなりましたが、あの
バキュームカーのvacuumも、
「真空、空」という意味から来ているのです。

vacanzaも、ココロを「空っぽ」にできる
大切な時間です。

それでは楽しいGWをお過ごしくださいね。

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自分なりの「ペラペラ目標」を

~ 23 aprile, 2010 ~

♪ 英語教育というのは、とても大きなマーケットで、それだけ広告も過剰なものが目立ってきています。

そのひとつが「~週間で、ペラペラになる」という表現です。

ペラペラにしゃべれればいいのですが…、

こうした広告を見るたびに、自分は「何を、どのくらい」ペラペラにしゃべりたいのだろう、
と自問自答してしまいます。

私の場合は、将来、海外で生活するつもりはなく、旅行でいろんな国に行ければいいと思っています。

したがって、イタリア語でも、英語でも、「旅行で不自由しないくらい」が私の「ペラペラ目標」になります。

そう考えると、とても気が楽になるんですね。

「食事の注文ならペラペラ」
「服の買い物ならペラペラ」
「自己紹介ならペラペラ」

など、具体的で、自分のワクワクするような「ペラペラ目標」を決めると、学習が楽しくなってくると思います。

それでは楽しい週末をお過ごしください!

 

ブーファロと水牛

111030_1453~02.jpg ブーファロと水牛

buffalo.jpg

モッツァレッラチーズの原料

イタリアの代表的チーズのひとつであるモッツァレッラ。私も大好きなチーズのひとつです。

モッツァレッラは、mozzarella とつづり、元々の原料は、bufala (ブーファラ、=水牛)だそうです。

「ブーファラ」と聞いてもなじみがないと思いますが・・・。


bufalaとバッファロー

しかし、

英語の buffalo (バッファロー)→ bufalo 

ということだったんですね。もう忘れませんね。私も最近になって「なんだ、バッファローだったのか!」と気づきました。bufala とバッファローとどちらも知っていたのに知識が連動しなかったのです。

mozzarellaチーズはbufalaから

ちなみに、bufaloが雄牛、bufalaが雌牛です。(もちろんチーズをつくるのは雌牛です…)

ということでmozzarellaチーズは、

latte di bufala

からつくる、と言われてもわかりますね。(latteはカフェラッテのラッテです。)

イタリアのこんなmozzarellaのサイトもありました。

Mozzarella di Bufala.org

サイトを見ていたら、食べたくなってきますね…。