ねんね

ねんね

111030_1453~02.jpg ねんね

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今、私はイタリアのあるオペラ歌手の記事の翻訳をしています。そこで、ブラームス(作曲家)の Ninna-nanna  ということばが出てきました。これはなんでしょうか?

ちょっと声に出して読んでみましょう。発音は「ニンナ・ナンナ」です。

日本語でも似たことばを使っています。日本人は、子どもを寝かしつけるとき「ネンネ、ネンネ」と言います。語源は「寝る」から来ているとは思いますが、イタリア語で ninna や nanna は、まったく同じように使われているのです。

「ニンナ・ナンナ」と「ネンネ」、イタリア語の語感が日本語と非常に似ているので、面白いと思いました。

さきほどの Ninna-nanna は、「子守歌」のことでした。< Ninna-nanna > di Brahms で、「ブラームスの子守歌」というわけです。

ちなみに ninnare (ニンナーレ)で、「子どもを寝かしつける」という動詞もあります。

それでは、また次回をお楽しみに。

「既知」を生かすとは…

111030_1453~02.jpg 「既知」を生かすとは…

先日、ある旅行会社の社長さまとお話する機会がありました。

イタリアへのツアーも企画されているとのことですが、今は、ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、…といった主要都市めぐりだけでなく、イタリア南部や、地域限定の「深堀り」ツアーも人気のようでした。

ユーロ高にもかかわらず、美術や音楽をはじめとしてイタリア人気はまだまだ高い!と感じました。

しかし一方で、イタリア旅行に行っても、イタリア語をひと言も話さなかった、という声がよく聞かれることも事実です。

現地のことばが少しでもできると、旅が何倍も楽しくなるのは世界共通です。

そんな方にはじめにお伝えするのは、イタリア語は、「CとGに関する例外を除いて、ほとんどローマ字読みで読める」ということです。

みなさん「へえーカンタンそうだね」となります。

 

そのCとGの例外も、たとえば…「CI」は、「チ」と読むのですが、ブランドの Gucci の「チ」、画家のダ・ヴィンチ da Vinci の「チ」、

「GNA」は「ニャ」と読むのですが、食べ物のラザーニャ( Lasagna )、都市のボローニャ( Bologna )の、「ニャ」と言えば、

 

すぐ覚えられます。知らずに読めてしまった方も多いでしょう。

こうして、「未知」のことも、すでに知っている「既知」とリンクさせることで、イタリア語学習は楽しく、カンタンになっていくのです。そのコンセプトをブログでお伝えしています。

 

 

ガーラ湯沢とガラコンサート

ガーラ湯沢とガラコンサート

111030_1453~02.jpg ガーラ湯沢とガラコンサート

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クラシック音楽などのイベントや何かの記念のコンサートで、「ガラ・コンサート」というのを聞いたことがありませんか。

スターの競演のときも「ガラ」という言葉を使ったりします。

 

また、只今スキーシーズンの真っ最中ですが、スキーといえば新潟に「ガーラ湯沢」という人気のスキー場があります。

⇒ ガーラ湯沢

この「ガラ」と「ガーラ」という言葉は、とても覚えやすいのですが、どういう意味なのでしょうか?

 

実は「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」の「ガラ、ガーラ」はまったく同じものなのです。

英語の「饗宴、豪華」などの意でgalaがありますが、英語では「ゲイラ」や「ギャーラ」と発音するようで、「ガラ」や「ガーラ」とは印象が違いますね。

 

もともと gala はイタリア語であり、発音も「ガーラ」なので、イタリア語が一番近いかもしれません。

 

イタリア語で gala  (ガーラ)とは、「大宴会、大饗宴、豪華」という華やかな宴を指します。例えば、

una serata di gala (ウーナ セラータ ディ ガーラ)「饗宴の晩」

abito di gala (アービト ディ ガーラ) 「晴れ着、正装着」

といった意味になります。

 

あの「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」が、こんなイタリア語とつながっているとはおもしろいですね。

 

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  • gala 
    「大宴会、大饗宴、豪華」
  • una serata di gala 「饗宴の晩」

  • abito di gala 「晴れ着、正装着」