1センチ、1セント、1世紀

1センチ、1セント、1世紀

1cent

誰でもご存じのことではありますが、「セント」に関わるコトバをこんな風に整理してみると、おもしろいことに気づくでしょう。

―1セントとは、1ドルの「100」分の1で、欧州通貨も1ユーロの「100」分の1が1セントです。

―1センチ(センチメートル)は、1メートルの「100」分の1です。

―「世紀」の「センチュリー」、すなわち1世紀は「100」年です。

どうでしょうか?

 

cent、centimeter、century のように cent- は、100を指していることがわかります。

さてわれらがイタリア語に話しを移すと、何を隠そうイタリア語の100は cento でしたね。「チェント」と発音するので、「セント」との関連に気づきにくいかもしれません。

この cento は、 centum (ケントゥム)という「100」を意味するラテン語が語源なのです。

英語の100は hundred なのに、イタリア語では cento となっていますが、 cento にはわれわれ日本人は実に親しみがあったのですね。

cento (agg. num. card.)「100」
ーcento chilometri
ー「100キロ」

centinaio (nome m.)「100、たくさんの量」
ーHa ricevuto un centinaio di lettere.
ー「彼はたくさんの手紙を受け取った。」

このようにイタリア語をカンタンに、やさしく学ぶヒントというのは、意外にも外来語や、英語の中にたくさんあります。centoもあっという間に身につきますよね。

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ホンモノとレプリカ

ホンモノとレプリカ

replica

「これは、あの名画のレプリカでございます。」

なんて表現をすることはありませんか?

 

「レプリカ」はこのままイタリア語に!

何かの作品や製品の「オリジナル・本物」に対して、 「複製品、模造品、コピー」のことを 「レプリカ」といいます。

この「レプリカ」は replica として英語でも使われますが、 もともとはラテン語やイタリア語から派生しており、 なんと、イタリア語も replica で、「レープリカ」と発音し、まったく同じ意味で使われています。

例としては、

una replica di Gioconda 

(ウーナ レープリカ ディ ジョコンダ)

であればどうでしょう?

 

Gioconda とはあのダ・ヴィンチの名画「モナリザ」のことですから、 「モナリザのレプリカ・複製品」となります。

今回取り上げた replica は、イタリア語としてレベルの高い単語ですが、 この「レプリカ」を知っているだけで身近に感じませんか?

 

replica は、 「コピー・複製品」のほかにも意味があります。

さてここで問題です。 replica が動詞になると、 replicare (レプリカーレ)となるのですが、

Lo spettacolo e’ replicato. 

(ロ スペッターコロ エ レプリカート)

spettacolo (=スペクタクル ⇒「上演、公演」) となると、どういう意味になるでしょう?

 

 

「複製」から「もう一回繰り返される」 つまり「再演された」となるんですね。

「レプリカ」から学べるイタリア語をまとめておきます。

replica

(nome f.)「コピー・複製品」
ーuna replica di Gioconda
ー「「モナリザ」の複製」

replicare (verbo)「繰り返す」

となります。

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コンプレックスへの誤解

コンプレックスへの誤解

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コンプレックスは劣等感ではない?

「自分の体形にはコンプレックスがあるなー」とか、

「あの人は優秀だからコンプレックスを感じるよ」」といったりしますね。

このように日本人であるわれわれは、コンプレックスという言葉は「劣等感」という意味で使っているのですが、厳密にいうと「誤用」なのです。

調べてみると、確かに英語の「コンプレックス」は「複雑」ということであり、誰かより劣っているという「劣等感」ではありませんね。心理学では「複雑に絡み合った倒錯的な心理状態」を指すのだそうです。

「ゴチャゴチャして難しい、錯綜している」そういうことを指しているんですね。

このコンプレックスは、「多くの部分、要素からなっているもの」という語源を知っておくとさらによくわかります。いろんな部分から成り立っているというニュアンスなので、「総体、全体」とか「複雑な」を意味しています。

 

英語のコンプレックスは、イタリア語でもとてもよく似ていて complesso (コンプレッソ)といいます。意味も同じで、名詞であれば「総体・全体」であれば、形容詞であれば「複雑な」という意味です。

 

complesso (aggettivo)「複雑な、多くの部分からなる」
ーun sistema complesso
ー「複雑なシステム」

complesso (nome m.)「全体、総体、組織」

となります。

 

いま一度、「コンプレックス」という言葉を見直す機会になりますし、そのことを知っているとイタリア語でも意味がよくわかりますね。

 

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ドミノとドメイン

ドミノとドメイン

domino

「このウェブサイトのドメインは何?」

「それは itacica だよ!」

 

ドメインとドミノの共通項

ドメインという言葉をご存知でしょうか? ウェブサイトには「http://~.co.jp」とか、「http://~.com」というURLアドレスがありますが、この「~」の部分がドメインです。このイタリア語のサイトのドメインは itacica です。

ドメインは英語で domain とつづり、元々は「領域、領土、支配」の意味があります。支配、所有しているもの、とイメージするといいでしょう。ラテン語での語源は、dominus (=主人、主(あるじ))ですので、さらにわかりやすいですね。

 

さて、これと似た単語に domino (ドミノ)があります。バタバタと倒れていく様子は大人でも楽しいものです。

いろいろ調べてみたところ、こちらも先ほどのラテン語 dominus が語源。ですので、ここからは私の推測ですが、つぎつぎとオセロのように倒して(=支配)行くことから、ドミノと名づけられたのではないかと思います。

ドメインとドミノに意外な共通項を見つけることができました。

 

dominus ⇒ イタリア語は?

さて、ドメインとドミノには、dominus という共通のラテン語源がありました。このことを知っておけば、イタリア語の動詞 dominare (ドミナーレ)が登場しても親近感が涌くことでしょう。

この動詞は「支配する、意のままに動かせる」という意味で使われ、名詞になると domininazione (統治、支配、所有、領土)となります。

ちなみにイタリア語のドミノは domino のままです。

 

vocabolario

それでは、ドメインとドミノからたどるとわかりやすいイタリア語を整理してみます。

dominare (verbo)「支配する、意のままに動かす」
ーVenezia dominava per molto tempo sui mari. 
―「ヴェネツィアは長い期間、海洋を支配していた。」

dominazione (nome f.)「支配、統治、領域」
ーla dominazione Araba 
―「アラブの支配」

dominante (aggettivo)「支配的な、優勢な」
ーIl Buddismo è la religione dominante in Giappone.
―「仏教は日本の主な宗教です。」

dominatore (nome m.)「統治・支配者」

 

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