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  1. イタリア語

数字の「4」

111030_1453~02.jpg 数字の「4」

 
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音楽とピッツァに登場する「4」イタリアの作曲家・ヴィヴァルディの有名な作品「季」は、

Le quattro stagioni

といい、種のチーズの入ったピッツァのことは、

la pizza ai quattro formaggi

といいます。

つまり、quattro (クアットゥロ)は、uno(1)、due(2)、tre(3)についで、数字の「4」のことですね。四重奏のカルテット( quartett )ともよく似ています。


すでに知っているイタリア語の複数形

話は変わりますが、イタリア語の名詞で語尾が i で終わるものは、複数形です。ですから、先ほど登場した、

formaggi (フォルマッジ)も単数形は formaggio、

spaghetti (スパゲッティ)も単数形は spaghetto、

となります。先ほどのピッツァの quattro formaggi も、quattro なので複数形になっているわけです。

知っている単語で勉強すると、カンタンに思えてしまう文法がたくさんあります。これもそのひとつでした。

 

「カビ」という単語を知らなくても

余談になりますが、先日、この4種のピッツァの中に Gorgonzola という青かび入りのチーズが入っているのを見て、私の姪が「この葉っぱの入ったチーズ食べない」といいました。

「ゴルゴンゾーラチーズ」も「アオカビ」という単語も知らないので、こんな風に表現したわけです。なかなかうまいことを言うな、と思いました。

外国語は知らない単語がいつも登場しますが、私たちも知らない単語を表現しようとしたら、こんな機転の利かせ方がポイントかも知れませんね。

ちなみに「カビ」はイタリア語で、muffa といいます。