「既知」を生かすとは…
先日、ある旅行会社の社長さまとお話する機会がありました。
イタリアへのツアーも企画されているとのことですが、今は、ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、…といった主要都市めぐりだけでなく、イタリア南部や、地域限定の「深堀り」ツアーも人気のようでした。
ユーロ高にもかかわらず、美術や音楽をはじめとしてイタリア人気はまだまだ高い!と感じました。
しかし一方で、イタリア旅行に行っても、イタリア語をひと言も話さなかった、という声がよく聞かれることも事実です。
現地のことばが少しでもできると、旅が何倍も楽しくなるのは世界共通です。
そんな方にはじめにお伝えするのは、イタリア語は、「CとGに関する例外を除いて、ほとんどローマ字読みで読める」ということです。
みなさん「へえーカンタンそうだね」となります。
そのCとGの例外も、たとえば…「CI」は、「チ」と読むのですが、ブランドの Gucci の「チ」、画家のダ・ヴィンチ da Vinci の「チ」、
「GNA」は「ニャ」と読むのですが、食べ物のラザーニャ( Lasagna )、都市のボローニャ( Bologna )の、「ニャ」と言えば、
すぐ覚えられます。知らずに読めてしまった方も多いでしょう。
こうして、「未知」のことも、すでに知っている「既知」とリンクさせることで、イタリア語学習は楽しく、カンタンになっていくのです。そのコンセプトをブログでお伝えしています。