神風と切腹
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♪ STEP 1 ♪(お時間のない方はここだけ)
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前回、イタリア語でも使われている日本語を、取り上げました。今回も、そうした言葉を2つみながら、イタリア語の特徴を学びましょう。
1つは、kamikaze (神風)です。
現在も続く悲しいニュースのひとつに、自爆テロがあります。
この自爆テロのことを kamikaze と表現して、イタリアやヨーロッパ各地のニュースでは報道していることもあります。
もうひとつは、切腹です。これはイタリアでは、harakiri (腹切り)といわれます。
この2つの単語から学べることは、イタリア語には、k(カッパ)もh(アッカ)もなく、こうした外来語にのみ、kやhを使用しているということです。
イタリア語の場合、kaであればca、kiはchiと書きますね。
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♪ STEP 2 ♪ (さらにステップアップされたい方は)
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ちなみにイタリア語には、hのハ行の発音がないので、多くのイタリア人は「発音もできない」のです。さきほどのharakiriも「アラキリ」日本語の「部屋に入る」も「エヤニアイル」と発音してしまいます。
ヒアリングをするときに気をつけたい点です。