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  1. イタリア語

クアンタムとニュートリノ

物理学? ご心配なく!

何やら今回は難しそうなタイトルです。
ちょっと物理の用語を取り上げましたが、ご心配なく。

クアンタムとニュートリノという言葉、これは物理学の用語で、
私はまったくといっていいほどわからないのですが、
ときどき記事で目にすることがあって気になっていた言葉です。

クアンタムは quantum mechanics で「量子力学」といわれ、
原子や電子などの動き(?)、現象を説明するための物理の理論だそうです。

一方、ニュートリノは neutrino で、「中性レプトン、中性微子」といわれ、
素粒子のひとつだそうです。

(説明があっているかどうかもよくわかりませんが…)

いずれにせよ、2つとも物理理論に関わる言葉で、
難しそうですが、研究記事などに目にしたことがあるかと思います。

 

イタリア語のquanto, neutro

では、イタリア語とどう関わってくるかというと…、

まず「クアンタム」の quantum は「量子」というように、
「量」に関係してそうですね。

ということは、
イタリア語の「どのくらいの(量の)」の quanto (クアント)と同じ語源で、

Quanto costa? 「いくら?」の quanto としてとてもよく使います。

また、ニュートリノは、Torinoというイタリアの都市と関係があるかと
誤解している人もいるようですが…、

「中性」ですから、ニュートラル、
つまりイタリア語ですと

neutro 「中性の」
という形容詞につながってきます。
今回はちょっとアカデミックな単語ですが、こんなところにも
イタリア語とのつながりがみえてきます。