ホロスコープ、テレスコープの「スコープ」とは?
ホロスコープ(星占い)、テレスコープ(望遠鏡)、マイクロスコープ(顕微鏡)
という外来語をよく目にします。
この3つの外来語は、いずれも「…スコープ」と終わっていますが、いったいこのスコープとはなんでしょうか?
何か「見る」ことに関係がありそうですね。
今回は、こんな外来語を知っているだけで、すぐに使えるイタリア語をカンタンに増やすことができる好例です。
このスコープ( scope )とは、もともとギリシア語の skopos が語源になっており、「標的」という意味なのです。
それが、英語では「視野、範囲」の scope になりました。
その scope が元になって、ホロスコープやテレスコープという言葉ができているのですね。
イタリア語はscopo
さてイタリア語の方はというと、もともとの「標的」という意味にとても近く、「目的、狙い、生きがい」という意味の、scopo (スコーポ)として使われています。
こうした単語は、丸暗記して覚えることが多いと思いますが、ホロスコープ、テレスコープ、マイクロスコープをたどっただけで、とても身近に感じられませんか?
それではscopoの発音を聴いてから、今回のまとめをしましょう。
vocabolario
scopo (男性名詞)「目的、狙い、生きがい、意図」
―La figlia e’ l’unico scopo della mia vita.
―「娘は、私の人生の唯一の目的(生きがい)なのだ。」
―senza scopo
―目的なしに、当てもなく
oroscopo (男性名詞)「星占い」
telescopio (男性名詞)「望遠鏡」
microscopio (男性名詞)「顕微鏡」
イタリア語は、今回のような外来語や、英語の知識を活用するだけで、暗記に頼らずにどんどん学べるのです。それは基本文法でもいえることです。
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