ガラコンサートとガーラ湯沢
ガラコンサートとガーラ湯沢、どちらもご存じかと思いますが、実は…
クラシック音楽などのイベントや何かの記念のコンサートで、「ガラ・コンサート」というのを聞いたことがありませんか。
スターの競演のときも「ガラ」という言葉を使ったりします。
また、スキーといえば、新潟に「ガーラ湯沢」という人気のスキー場があります。
ガラとガーラとは?
この「ガラ」と「ガーラ」という言葉は、とても覚えやすいのですが、どういう意味なのでしょうか?
実は「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」の「ガラ、ガーラ」はまったく同じものなのです。
英語の「饗宴、豪華」などの意でgalaがありますが、英語では「ゲイラ」や「ギャーラ」と発音するようで、「ガラ」や「ガーラ」とは印象が違いますね。
もともと gala はイタリア語であり、発音も「ガーラ」なので、イタリア語が一番近いかもしれません。
イタリア語で gala (ガーラ)とは、「大宴会、大饗宴、豪華」という華やかな宴を指します。
例えば、
una serata di gala (ウーナ セラータ ディ ガーラ)
「饗宴の晩」
abito di gala (アービト ディ ガーラ)
「晴れ着、正装着」
といった意味になります。
あの「ガラコンサート」や「ガーラ湯沢」が、こんなイタリア語とつながっているとはおもしろいですね。