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  1. イタリア語

コートジボワールと、アイボリー

昨日、W杯サッカー日本対デンマーク戦は、凄かったですね。興奮冷めやらぬ一日です。

ただ、イタリア代表(azzurri)は敗退してしまったので、ちょっと残念です。

W杯は、32カ国の代表チームが集っていますが、それぞれの国のイタリア語はなんというでしょうか。

オモシロい例をひとつあげましょう。

「コートジボワール共和国」ですが、これはフランス語で、Cote d’Ivoire とつづります。

cote は「海岸」、ivoire は「象牙(ぞうげ)」なので、コートジボワールは「象牙海岸」という国名です。かつて、ヨーロッパ諸国との貿易で、奴隷や象牙の売買を行なっていた歴史があるところなんですね。

この ivoire こそは、英語でいう ivory つまり、色の「アイボリー、象牙色」のことなのです。

イタリア語では、フランス語をそのまま変換し、

Costa d’Avorio(コスタ ダヴォーリオ)

といいます。

avorio がイタリア語の「象牙、アイボリー」です。

ちなみに昨日、日本が快勝したデンマークは、

イタリア語でDanimarca (ダニマルカ)といいます。

イタリア語だと、国の言い方はずいぶんと変わるんですね。

 

ひとりごと

今日はサッカーニュース一色ですが、実は、今行なわれているテニスのウィンブルドンでとんでもない試合がありました。

男子シングルスのある試合が、最長記録の11時間もかかったとのことです。これはテニスをやる身としてはちょっと考えられませんね。

日没順延を2日続け、3日目に決着、最終セットが70-68だったそうです。サッカー選手だけでなく、とにかくスポーツ選手は凄い精神力をもっているな、カッコいいな、と思いました。見習いたいです。