第1日目 イタリア語の読み方(1)
イタリア語はローマ字読みでOK
それでは学習をスタートさせましょう。はじめの6日間は、イタリア語の「読み方」を学びます。既に学んでいる方も、大切なので、しっかりやっていきましょう。基本としては、中学生の頃に学んだ「ローマ」字読みでいいのです。
ローマといえばイタリアの首都ですし、英語とは違うローマ字読みは、イタリア語を勉強するときに大いに役に立ちます。
基本は「ローマ字読み」なのです。
あとは例外となるいくつかの読み方を学べば、英語よりずっとカンタンに発音できます。例外といっても、このメルマガレッスンでは、あなたの「既知(すでに知っている知識)」を引き出して学びますので、心配ご無用です。それをご覧にいれましょう。
写真の GUCCI は、女性に人気のブランドです。なんと読んでいますか?
「グッチ」です。そうです、すでにご存じでしたね。イタリア語の ci は、すべて「チ」と発音するのです。
ここでは c が2つ重なっているので、「っ」の促音(そくおん)になります。
ちなみに Gucci というブランドは、Guccio Gucci (グッチョ・グッチ)というイタリア人が、皮製の鞄をつくったところからスタートした、歴史のある職人ブランドのようですね。
それでは、発音練習をしてみましょう。
イタリア語の「ウ」は、日本語の「う」より口をすぼめるようにし、「チ」も「ペチャクチャ」に近い粘り気のある「チ」です。
ci はチと発音します。co は「コ」、ca は「カ」、 cu は「ク」でいいのですが、ce はどうでしょう? それは明日のお楽しみです。
ci の読み方に気をつけて、下の単語を読んでみましょう。そのあとで、音声を聴いて、そっくりマネして発音してみましょう。
- カプチーノは、実際は「カップッチーノ」です。
- cinema は「映画館、映画」、ciaoは、親しい間柄でのあいさつ「やあ!」です。
- cioccolato は、ご存知ですね。そう「チョコレート」です。
- cia は、チとアがいっしょになり「チャ」、cio は、チとオがいっしょになって「チョ」となります。
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