第5日目 イタリア語の読み方(5)
私の大好物スパゲッティが登場です。
イタリア語の読み方(5)
【 spaghettiは H がポイント 】
とにかく今日は「 H 」がポイント
私の小さな頃、ほんの20、30年前ですが、イタリア料理といえば「スパゲッティ」で、「パスタ」という言われ方をするようになったのは、ほんの最近のことのような気がします。
この「スパゲッティ」は spaghetti とつづり、誰でも読めます。
ところがこの「ゲ」は「 ghe 」と書いていることにお気づきでした?
イタリア語は、すでに学んだように ge は「ジェ」、gi は「ジ」と読み、「ゲ」は ghe、「ギ」は ghi というように、「 H 」が間に入るのです。
同じように、ce は「チェ」、ci は「チ」と読み、「ケ」は che、「キ」は chiと書くのです。
こちらにも「 H 」が入ります。
これは、spaghetti を思い出し、音声と文字を見ながら練習すればすぐに慣れます。
それでは、発音練習をしてみましょう。
日本語となった「すぱげってぃ」と、ホンモノのイタリア語の違いを耳で確かめて下さい。抑揚を感じながら発音してみましょう。
「ゲ」は ghe、「ギ」は ghi、「ケ」は che、「キ」は chi と綴ります。
ちなみにイタリア語では、kimono、karate といった外来語以外は、K をほとんど使いません。
ghi、che、chi の読み方に気をつけて、下の単語を読んでみましょう。そのあとで、音声をよく聴いて、アクセントもそっくりマネて発音しましょう。
- ghiaccio は「氷」です。ここにも ci が登場しています。
- scherzo は「ふざけ、冗談」で、「スケルツォ」という音楽の曲の様式のひとつにもなっています。
- Michelangelo は、ご存知、画家のミケランジェロですね。ge の読み方の復習にもなります。
- Pinocchio は、イタリアの有名な童話「ピノキオ」です。こんな風に発音するんですね。