第18日目 イタリア語の形容詞(2)
私も行きつけのカフェPRONTOもイタリア語です。
イタリア語の形容詞(2)
【 カフェ PRONTO 】
昨日から、形容詞に入りました。
buono, buoni, buona, buone の変化は大丈夫ですか?
今日は昨日の復習をかねて、別の形容詞で、といってもみなさんご存じの形容詞でおさらいしてみましょう。
それは、カフェの「プロント」です。
この pronto は「準備ができた、用意ができた」というイタリア語の形容詞なのです。
こちらも形容するものの性・数によって、
pronto, pronti, pronta, pronte と変わります。
例えば、Il pranzo è pronto. といったら、pranzo は「昼食」(この il はなんでしたか?)で、男性名詞の単数ですから pronto のままです。
è は「~です」にあたるbe動詞(あとのレッスンで学びます)ですから、「昼食の準備ができました。」ということなのです。
それでは、pronto という形容詞を発音してみましょう。
イタリア語の形容詞で、原形が pronto のように、o で終わるものは、形容する名詞の性・数によって語尾が少し変化します。男性名詞なら pronto (単数)、pronti (複数)、女性名詞なら pronta (単数)、pronte (複数)となります。
形容詞prontoが、名詞の性・数によって語尾変化するとどうなるか(libro, libri, penna, penneと変化は同じです!)に気をつけ、音声を聴いて発音してみましょう。
- イタリアで電話をすると、必ず「Pronto.」と言います。これは日本語でいえば「もしもし」ということで、「準備ができた」という意味ではありません。pronto のもうひとつの使い方です。